居間から近い和室って便利ですよね。和室を寝室にされている方などは、和室に収納スペースがあるとより便利かと思います。

特に、床の間。
何か収納できそうな感じがしますが…、床の間の収納術ってどうなんでしょう?
床の間の収納術の紹介です。

床の間は床の間?

床の間とは、本来は掛け軸や季節の物を置いて、風情や趣を味わう場所です。古くから、「格式の高い場所」と言われ、お盆などに帰ってきたご先祖様の魂が最初に立ち寄るのが床の間とも言われています。

つまり、収納とはちょっと違いますが本来は「見せる場所」なのです。
床の間の収納
なので、収納に使う場合は、季節を感じる物を飾るように置いたり、壁には掛け軸の他、たまりがちな子どもの絵画や書道の作品などを飾ると良いのではないでしょうか。

また、上記の理由から、高齢者などは「床の間を収納に使うなんて!」と思っている方が多い場合もあるので、リフォームする場合も、いつでも床の間として戻せるような簡単な作りをおすすめします。

床の間を「見せる収納」と考え、ディスプレイも美しくするように心掛ければ、床の間としての役割を損なわずに、収納としても使えると思います。

床の間はクローゼットになる?

床の間を収納スペースとして使う場合は、クローゼットなど、すぐに中の物を移動できるような役割をもたせましょう。方法は、床の間に置いてある物を、全部取り払ってから、ポールや突っ張り棒を設置します。コートや上着掛けに便利です。このままでは、「見せる収納」のままですので、それが気になる場合は、上から目隠しのロールカーテンなどを付けましょう。
床の間を収納スペースとして使う
棚は突っ張り棒などを使って、床に置かずに空間に設置できるようにしましょう。棚がすでに取り付けられている場合は、そこを分解せずに、活かして使うことをオススメします。

床の間の性質上、上質な板が張ってあったり、他の場所より上質に作られていることが多いので、ワイヤーラックなど重い棚の直置きはできれば避けたいものです。オープンラックの見せる収納を思い出して、次のようにするのが良いでしょう。

  • ギュウギュウに詰めない、ゆとりをもって
  • 少ないくらいがちょうど良い
  • 器や工芸品など、美しい物を丁寧に、飾るように収納する

せっかくの床の間、収納スペースは多いに越したことはないのですが、床の間を美しく飾れるように持ち物の量を調節して、持ち物の整理整頓を心掛けたいところです。床の間が必要になったときに、いつでも床の間に戻せるような収納術を目指しましょう。

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