子供のおやつを考えよう 〜 どんな与え方がいい?

子供は体を動かすエネルギーに加えて、成長・発育するためのエネルギーを食事から取る必要があります。しかし、子供の胃や腸は小さくて機能も未熟なため、一度の食事でたくさん食べることができません。

そこで、食事だけでは摂りきれない栄養とエネルギーを補うためにおやつが必要になります。子供にはどのようにおやつを与えたら良いのか、考えてみましょう。

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おやつの与え方を考えよう

0歳児におやつは必要ありません。母乳(ミルク)と離乳食をしっかり与えておけば大丈夫です。卒乳後、1〜5歳の時期は、1日3回の食事では足りない栄養とエネルギーをおやつで補いましょう。

おやつの例として、活動のエネルギー源となる炭水化物(おにぎり、サンドイッチ、いも類、果物など)、不足しがちなタンパク質(卵・乳製品など)がおすすめです。
単品ではなく、例えば①牛乳+さつまいもを蒸したもの、②麦茶+プレーンヨーグルト+バナナなど、いくつか組み合わせて与えると栄養のバランスが取れます。

子供にとって必要な一日の食事を、4〜5回に分けて食べさせる感覚で与えましょう。小学生以降も、胃腸が弱いお子さんや一度にたくさん食べられない小食のお子さんの場合は、同じようにおやつ(間食)を続けると良いでしょう。

ただし、おやつは食事の2時間前までに済ませて、食べ過ぎないようにしましょう。

注意したいこと

子供にあまりお勧めできないおやつや飲み物があります。

例えばチョコレートは美味しくて大好きなお子さんがたくさんいるでしょうが、砂糖や脂肪が多く含まれているので生活習慣病の原因になります。また、チョコレートに含まれているポリフェノールは、発育期の子供には好ましくないと言われています。

飲み物で注意したいのが、緑茶やウーロン茶です。緑茶やウーロン茶にに含まれるカテキンは、子供の脳の発達に必要な鉄・亜鉛・カルシウムの吸収を妨げます。飲みすぎには注意しましょう。

その他、ポテトチップや市販の揚げ菓子、ファーストフードは子供のおやつとしてはふさわしくありません。栄養価や健康に配慮したおやつを選びましょう。
また、チョコレートやキャラメル、あめなどは虫歯になりやすいので注意が必要です。

生活スタイルに合わせて栄養を補おう

子供が小学生になり、学校から帰って夕食までに長く時間があると血糖値が低くなります。そうすると脳に入るブドウ糖が減り、記憶力や思考力・集中力が低下してしまうので、宿題どころではありません。まずはおやつで糖を補給しましょう。噛むことで脳の血流も増え、宿題に集中できます。おすすめはビスケットやプリンです。牛乳や卵などのタンパク質を糖と一緒に摂ることで元気が出ます。

中学生になり、朝・昼・夜の食事をしっかり取れているようなら、おやつをたくさん食べる必要はありません。昼食から夕食の間にキャンディ2個(歯にベタベタつくと虫歯になりやすいの堅いものがおすすめ)や糖分を含むジュース1本などで十分です。

部活でたくさん運動するお子さんの場合は、部活が終わって2時間以内に栄養を補うと疲労がたまりにくくなります。おすすめなのは果物(すぐエネルギーになる果糖)と乳製品の組み合わせです。カルシウムやタンパク質にも気を配れたら良いですね。例えば①バナナ+牛乳、②チーズ+果物+サンドイッチ、③ビスケット+牛乳など。おにぎりなどの炭水化物もエネルギーになります。

子供の成長と生活スタイルに合わせて、足りない栄養を補うことが大切です。

【参考文献】
※『能力をアップする!子どもの食育がよくわかる本』葛西奈津子著、メイツ出版株式会社、2007年
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