子供の咳のケア

風邪やインフルエンザなどで子供が体調を崩し、咳が出ることがあります。

小児科を受診してお薬をもらったら、自宅で安静にして様子を見ることが多いでしょう。

自宅療養する際の注意点をまとめました。

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自宅でできる咳のケア

痰を切りやすくするために、こまめな水分補給に努めましょう。咳が落ち着いているときに、少しずつ、何回にも分けて飲ませます。冷たい飲み物は喉を刺激して咳き込むことがありますので、人肌程度に温かいものが良いでしょう。

咳は夜間から明け方に出やすい傾向があります。寝ているときに咳が激しくなった場合は、上半身を起こしてあげましょう。体を起こすと気管や肺を圧迫しないので、痰が出やすくなります。背中をトントン叩いてあげたり、さすってあげるのも良いでしょう。

赤ちゃんが咳が出ているときは、クッションなどを使って上半身が少し高くなるように寝かせると、痰が切れやすく楽になります。咳が出ているときの子供の食事は、片栗粉などを使ってとろみがあるスープなどを作るのがおすすめです。パサパサしたものは咳が出やすくなりますので避けましょう。

赤ちゃんの場合咳き込んで吐くことがありますので、母乳やミルク、離乳食の食事量はいつもより控えめにしましょう。

空気を清潔に、乾燥に注意

室内の空気が汚れていると、咳が出やすくなります。掃除をして、室内にほこりを溜めないようにしましょう。部屋を閉め切っていると空気が汚れます。冬でも日に何度かは窓を開けて、空気を入れ替えましょう。

冬は特にエアコンなどで空気が乾燥しがちです。湿度が低いときは、できれば加湿器などを使って湿度を上げましょう。快適な湿度は40%〜60%だといわれています。加湿器がない場合は、洗濯物を部屋干しにするのも乾燥対策になります。

また、家族の誰かが喫煙する場合は、子供を寝かせている部屋では喫煙しないように配慮しましょう。タバコの煙に含まれている有害物質は、咳を引き起こす原因になります。

お薬の注意点

咳のときに処方される薬は症状により様々ですが、咳止めや痰を取り除く薬、解熱剤、抗生物質などが一般的でしょう。
診察した医師の処方通りに薬を飲ませるなら問題ありませんが、市販の風邪薬や咳止めを飲ませる場合は注意が必要です。咳の中には、止めてはいけない咳があるからです。

例えば喘息発作の場合、薬によって咳を止めてしまうと痰を排出できなくなり、たまってしまった痰で気管支の内側をさらに狭くして、逆に苦しくなってしまうことがあります。このような場合は咳止めではなく、痰を取り除く薬(去痰薬)や気管支を広げる薬(気管支拡張薬)を用います。

また、軽い風邪のような場合は解熱剤や咳止めといった症状をやわらげる薬だけで十分ですが、症状が悪化して肺にまで炎症が及んでいるような場合は、解熱剤や咳止めだけでは症状は改善しません。このような場合は細菌感染症を起こしている可能性が高く、咳の原因になっている細菌に有効な抗菌薬が必要になります。

風邪が長引いてなかなか治らないようなときには、市販薬だけで済ませようとせず、病院できちんと診察を受け、お子さんの症状に合ったお薬を処方してもらいましょう。

【参考文献】
※「0〜6才 赤ちゃんと子どもの病気とホームケア」学習研究社、2008年
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