しかけ絵本には、ちょっとした細工を凝らしたものから、芸術的な迫力の立体感で見る者を驚かせるものまで様々です。今回は、子供に身近な絵本から大人まで魅了するアート作品まで、おすすめのものを選んでみました。

パパ、お月さまとって!(エリック=カール 作)

パパ、お月さまとって!

子供に人気で、図書館にもよく置いてある身近なしかけ絵本です。

ページを左右に開いたり、上に開いたり下に開いたり……。楽しいしかけがいっぱいです。何よりも「お月さま」の圧倒的な大きさにびっくりして、子供たちは大喜びしてくれます。豊かな発想と、家族の愛情が感じられる素敵な絵本です。

エリック・カールのしかけ絵本は、他に『はらぺこあおむし』などが有名です。

きいろいのはちょうちょ(五味太郎 しかけ絵本1)

きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))

男の子が虫取り網を持って黄色いちょうちょを追いかける。そのちょうちょの部分に穴が開いていて、下のページの黄色が見えるように作られています。

次のページを開くと、ちょうちょ型の穴の部分が思いがけないものになっていてびっくり!単純なしかけでこれほど面白い変化を作り出す五味太郎さんのセンスに脱帽です。是非、左右のページをじっくり見て、前のページとの違いを色々発見して下さい。

あかまるちゃん(デビット・A・カーター 作)

あかまるちゃん (しかけえほん)

圧倒的な迫力と驚きを与えてくれる「しかけ絵本」の代表といってもよい本です。

開く度に新しいデザインと様々な立体が現れ、びっくり箱を開いたときのような驚きと感動を与えてくれます。
開くときの音と感触が素敵!仕組みの凄さに圧倒されます。

残念ながら現在品切れ中でなかなか手に入りませんが、図書館などで見かけたら是非開いて見て下さい。

かずのえほん(アイノ‐マイヤ・メッツォラ 絵)

かずのえほん (はじめてのおべんきょうシリーズ)

デザインが美しい絵本です。

たくさんの動物や乗り物が登場し、楽しみながら数について学べます。小さなしかけにいろんな問題が隠されていて、次々めくりながら飽きることなく遊ぶことができます。作りが頑丈で、しかけ絵本にしては破れにくいところも小さなお子さんにおすすめです。色々探して、じっくり楽しみたい1冊です。

不思議の国のアリス(とびだししかけえほん 作:ロバート・サブダ,原作:ルイス・キャロル,出版:大日本絵画)

不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)

『不思議の国のアリス』が好きな方に是非お勧めしたいのがこちらのしかけ絵本です。

繊細な作りと素晴らしい立体的アートが、子供から大人まで感動を与えてくれます。特に、トランプがアーチになったページは見事です。
本を開くと夢のような世界があり、見た者の想像力をかき立てます。

プレゼントとしてもおすすめですが、繊細な作りですので、小さいお子さんが破ったり壊したりしないように気を配りましょう。

編集後記

いかかでしたか?
今回はしかけ絵本のおすすめということで、なるべく種類の違うしかけが施された絵本を紹介してみました。芸術的なしかけの一方、こんな簡単な仕組みでこんな面白いアイデアの本が生まれるのかという驚きの本まで、本当に様々です。

是非、手に取って眺めて、楽しい時間をお過ごしください。

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