キッチン収納を成功に導く9つのポイント

キッチン収納9つのポイント

「平日、仕事帰りに買い物から帰ってきて、次々と食材を詰めていたら、週末に見てみたらごちゃごちゃに詰め込まれていた…」

「実家から送られてきた野菜やお総菜を冷蔵庫にとりあえず詰めていたら、パックが冷蔵庫の霜と一体化して、野菜はミイラ化してた…」

実はこれ、かつての私なのですが(汗)、私、思うんです。

「キッチン収納って丁寧にやってる暇がない!」…というか、これ、整理整頓全般に言えるのかもしれません。

「なんとなくこうすると便利とか、こうしなくちゃならないとか、分かってるし、知ってるんだけど、現実問題めんどくさいし、そんなことやってる暇がない」って思う人、地球上にかなりの数いるんじゃないかと、私は内心確信しております。ふふふ。

そんな私のような「めんどくさ〜い」が染みついた人にもできるはず!?のキッチン収納のポイントをスバリ紹介します!!

キッチン収納はこの9つのポイントを押さえよう!!

ずばり、キッチン収納のポイントは9つです。

  1. 作業は簡単にする。すぐ届く場所によく使うモノを。
  2. モノは多く出さず、必要最低限だけ出す。
  3. じかに置いて並べない。
  4. たくさんあるモノは、まとめる。
  5. 収納グッズは、同じ形を揃える。
  6. 色、種類で分ける。
  7. よく使うモノは上段か手前など、手の届きやすい場所に。
  8. ラックやカゴで隙間を埋める。
  9. できるところから始めてみる。

それぞれ説明します。

ポイント1 作業は簡単にする

まず、『1.作業は簡単にする。すぐ届く場所によく使うモノを。』

収納の作業は、シンプルにモノを「出す・仕舞う」です。
これに、「ここの上の棚の奥に手を伸ばして入れる」「たくさん入った中から探す」などと肉付け的に作業が加わるので、「めんどくさ〜い」に変わってしまうのです。

特に道具の多いキッチン収納は、「出す・仕舞う」を簡単にできるようにすることで、

  • 掃除がしやすい
  • 点検がしやすい
  • 古いものと新しいものを交換しやすい

というメリットも生まれます。
例えばですが、上記の「上の棚の奥に手を伸ばして入れて取っていた水筒」を簡単に「出す・仕舞う」ようにするには、「取っ手付の蓋無しのプラスチック収納ケース」を棚の中に置いて、その中に水筒を立てて入れて、引き出すだけにするなどがあると思います。

他にも「ごちゃごちゃとたくさん入っていたお玉や菜箸、トング」を探さないで「出す・仕舞う」ことができるようにする為には、「カトラリートレーを敷いて、道具毎に分ける」または、「壁にフックを掛けて吊す」「菜箸やお玉立てを置いて、その中に入れておく」などの方法が考えられます。

これらの多くに共通する点として、「ひとつひとつ取り出すよりはケースなどを使って、まとめて取り出せるようにする」と、探しやすく、清潔に保ちやすい傾向があるようです。
道具の多いキッチン収納は、出す・仕舞うを簡単に
シンプルに「出す・仕舞う」ができるようになったものは、良く使うものは手の届く場所に置いておくと一層使いやすくなります。キッチンで言うならば、菜箸やフライ返し、お玉などの調理道具。布巾なんかも、掛けられるものが便利でしょう。ラップやアルミホイル、ビニール袋も当てはまります。

自分がよく使うものは何か。それらの場所を変えてみると、新た発見があるかもしれません。

ポイント2 出すのは必要最低限

モノが多いと、使いたいときにさっと取りせず、探す手間もかかってしまいます。『2.モノは多く出さず、必要最低限だけ出す。』です。

その為には、道具であれば、頻繁に使うものだけ、壁に掛けたり、ペン立てのような容器に挿しておく。食品であれば、チャック付ビニール袋や小さいタッパーなどに小分けにして、使う分だけ出せるようにする
必要なモノだけ出す
要は、「一度にたくさんのモノを出して、その中から探すような作業は避けるようにする」のがコツです。

ポイント3 じか置きしない

キッチンのカウンターや電子レンジ周り、コンロの奥、作業台の上など、キッチン用品を置ける場所は実にたくさんあるものです。そのため、ついついスパイスの小瓶やお醤油差しなど、そのまま並べて置いてしまいがちです。

実はこれが、「ごちゃごちゃ」のもとなんです。台ふきんで拭くにもいちいち小瓶類をどけなければならなかったりと、なかなか不便。

ポイント『3.じかに置いて並べない。』の登場です。

じか置きする代わりに、小さなトレーや、かごなどを使ってみましょう。レストランの調味料の小瓶って、トレーに綺麗に並んでいて、使った後はすぐに元の場所に戻せますよね。これが大切で、「置く場所が決まっている」ことで、ごちゃごちゃに置くのを防げるんです。
キッチングッズはじか置きしない
トングやお玉などの道具であれば、置くのではなくて、容器に「立てる」、フックに「掛ける」など置かない工夫をすることで、キッチンが広く使えます。

また、スパイスや調味料類は、調味料のケースやボトルを同じ形のものを2〜3個揃えたり、小さいラックやブレッドケースなどを使って並べ、見やすく分けて置くようにすると、詰め替えも楽ちんです。

ポイント4 多いモノはまとめる

安いときに買い置きしたり、どうしても枚数が多いキッチン用品があると思います。『4.たくさんあるモノは、まとめる。』のポイントです。
数が多いキッチン用品はまとめて収納
ざっと思いつくのは、

  • 排水溝ネット
  • ビニール袋
  • お茶のパック
  • ラップ、アルミホイル、クッキングシートの買い置き
  • 布巾

食べ物ですと、

  • お茶類
  • 乾物
  • スパイス

などでしょうか。
これらは、種類ごとにまとめ、「良く使うモノであれば、引き出しの上段や吊り戸棚を」使い、「たまにしか使わないモノは、引き出しの下段など、あまり開け閉めのしない場所に仕舞う」のがオススメです。

まとめるというのは、「1つの袋に全部入れる」という意味ではなく、「テーマごとの場所を決める」という意味です。例えば以下のような方法などが考えられます。

お茶類が多い

日本茶の筒、紅茶の缶、ハーブティーの袋など、大きめのカゴにいれて、一緒に急須やティーポッドなど、「お茶の用意ができるコーナー」を作る。

乾物

種類の数だけ、小さめの蓋付き透明容器を用意して、それぞれ入れて戸棚の中に入れる。

ラップやアルミホイルの買い置き

一番上の棚に筒の先がこちらを向くように積んで並べる。

布巾

仕切り版や箱を使って、棚の中を仕切り、洗濯して畳んだ物を手前に、まだおろしていない布巾を奥に仕舞う。

これらも、一例で、アレンジ方法はお好みで自由自在です。

何が入っているか一目で分かる「中身が見える透明な容器」や、においが移らないように「蓋付きの容器」などを用途に応じて使い、グループ作りをするように場所をまとめてあげると、とても使いやすくなります。

ポイント5 収納グッズは形を統一

例えば、三角錐に入った塩と、丸い容れ物に入った砂糖。
これはこれで、テーブルに出す小さいサイズの容器なら、違いが分かって便利かもしれませんが、袋から出した砂糖と塩など、テーブルに出さずに保存しておくものは、形や大きさがバラバラだと、収納しにくいかもしれません。

ポイント『5.収納グッズは、同じ形を揃える。』です。
キッチン収納グッズは形を揃える
上記のように、「白い粉類」であれば、同じ大きさの容器を揃え、名前を書いたラベルを貼っておくと統一感が出て、綺麗に収納できます。ドレッシングやソース、ケチャップなどの「かける調味料」は、ボトルを揃えて、中の違いで見せる収納にしてもおしゃれ。

食品以外では、100円ショップのファイルケースを深い引き出しに並べて、その中にフライパンや鍋を立てておいたり、取っ手付のケースにお弁当の容器などを入れて、家族分それぞれ揃えたり、食器の収納にも活用しても良いでしょう。

ポイント6 色や種類で分けてスッキリ

一番分けやすいのが、「色」「種類」です。『6.色、種類で分ける。』このポイントは、特に食品で活躍します。

使うのは冷蔵庫の中。種類で分けているかたは、多いと思います。

これを、さらに、「色」で分けてみましょう。
赤い食品、白い食品、黄色い食品、緑の食品、黒い食品、など、冷蔵庫の中で食品を分けて置いてみます。野菜庫内も同じように色や形が近いもの同士で分けてみましょう。

これらの良いところは、「健康に役立つ」と言うところです。他の色に比べて減ってるなぁ…と感じた色が、足りない食品(栄養素)です。
キッチンや冷蔵庫では色や種類で分けて収納
キッチン用品であれば、菜箸、トング、フライ返しなど種類で分ける場合が多いと思います。

これを、食器にも使います。
お皿を色ごとに分けて立てたり重ねれば、見た目にも爽やかになります。お椀、茶碗、箸、お皿をセットにして、ナチュラル素材のバスケットに入れて、食事の時にさっと出せるようにすると、ごはんの支度でお皿をがちゃがちゃする心配もなくなります。

ポイント7 手の届きやすい段の使い方

キッチン用品や食品などを仕舞う棚。良く開ける段はどこでしょう。逆に、ほとんど開けない段は?

『7.よく使うモノは上段か手前など、手の届きやすい場所に。』仕舞うと効率が良いと言われています。

例えば、お箸やスプーンなどのカトラリーは、腰より高い位置にしまってある方が取り出しやすいですね。洗って畳んだ布巾は、引き出しの奥よりも、手間にある方が交換しやすく、便利です。

その反対に、キッチンペーパーの補充ロールは、今使っているロールがなくならないうちは、側にあるのは、ちょっぴりじゃまかもしれません。たまにしか使わない大きな中華鍋も、毎朝使うため掛けてあるフライパンと一緒に置いておくと、スペースを多くとってしまいます。
普段使うものは上段か手前に収納
このように、「良く使うモノは、近くに」「あまり使わない(今必要ないモノ)は、遠くに」しまうことによって、収納にメリハリが生まれ、モノが溢れるのを防げます。

ポイント8 隙間も活用しよう

棚と棚の間、もしくは詰めればスペースができる…。
余裕がありそうな場所には、細身のラックやストッカーを置くのはいいかがでしょうか。

『8.ラックやカゴ、ストッカーで隙間を埋める』ことで、小さな隙間も上手に利用できます。
キッチンの隙間を活用して収納
コツは、「食品の隣には食品を」「道具の側には道具を」置くこと。

パスタや粉物などを収納している棚があれば、その隣にお菓子用やインスタント食材用にのフードストッカーを入れたり、キッチン用品を仕舞っておく引き出しの側には、「タッパーなどの保存容器」を入れておく収納ケースがあっても良いかもしれません。

棚と棚のあいだだけでなく、「物と物の間」でもOKです。
ただし、その場合は個別に「じか置き」するのではなくて、トレーや蓋のないケースなどを使って、「種類毎にまとめて置ける」ようにしましょう。

ポイント9 一度にたくさんじゃなくていい

『9.できるところから始めてみる』これが、実は、結構大切なポイントなのです。

真面目な人ほど、「今日中にキッチン全部を収納術仕様に変えなくちゃ!」と思いがちです。今日中、つまり、「一度に」ということ。

キッチンの中の全部の道具や食品を出したり、並べて確認するのは、と〜っても大変です。そして私のように、「考えるだけでたちまちやる気がなくなる」人も…(笑)。

「一度にやるのは、専門のプロじゃない限り無理です。」と、私は思っています。

「ここ、何か使いにくいな〜」と思っていたら、まず、そこだけ変えてみましょう。

「キッチン収納を変える場合は、15分以内に終わらせる、終わらなかったらその収納術は止める」が負担にならない量です。10分間を6日、出来る時に行えば、合わせて1時間です。

食器が気になるから、今日は食器棚の真ん中の段を収納グッズで整理してみよう。気軽な気持ちで気付いた時に取りかかれば充分です。
出来る場所からキッチンの整理収納
私が実にそうなのですが、「今日1日の中で15分でもできた」という事が、不思議なのですが、「やったぞー!」という達成感につながります。……これ、中学生の時にとある通信教材で言われたような気がします。もしかしたら、勉強も整理整頓も、似ているのかもしれませんね。

暇がない、は思いこみ??

さて、冒頭でかつての私がぼやいた「収納なんて、丁寧にしている暇がない!」。 収納を丁寧にしてる暇ってなんなんでしょうか。そもそも、収納をする時間て、どれくらい? ある日ふと思いました。

「収納って入れる、出すって作業だよね。それって、1分も掛からないよね。じゃあ、収納に掛かる時間って、本当はそんなに必要ないんじゃ…」

  

「ちょ、待てよ(キムタクさんじゃない言い方)、収納してる暇って…、収納は時間が掛かる物って私が決めつけてたから、そんな時間がない=暇がない、って思ってたんじゃないか」

  

「(実際に近くの100均で収納グッズを買ってみた)………これだけじゃん!!丁寧にしなくても、スッキリできた!」

これ以来、「実は私が思っている以上に、単純明快に物事は解決できるんではないか!!」と、要領が悪いと言われ続けて20数年間育ってきた私は、世の中のプチ仕組みにや〜っと気付いたのです。

物事を複雑に考えてしまうかた、大丈夫です。

何も大がかりに作業することはなくって、できそうな所1ヶ所だけ、まずは収納術を使ってみて、それが「便利だな〜」と感じて、その効果を存分に味わってから、次の収納を考えれば良いのです。

あなたのキッチン、諦めないで!!(真矢みきさん風)

まとめ

ずばり、キッチン収納のポイントは9つです。

  1. 作業は簡単にする。すぐ届く場所によく使う物を。
  2. 物は多く出さず、必要最低限だけ出す。
  3. じかに置いて並べない。
  4. たくさんある物は、まとめる。
  5. 収納グッズは、同じ形を揃える。
  6. 色、種類で分ける。
  7. よく使う物は上段か手前など、手の届きやすい場所に。
  8. ラックやカゴで隙間を埋める。
  9. できるところから始めてみる。

ご家庭のキッチンや生活スタイルに応じて、必要に応じて収納グッズを揃え、一度に全部やろうとせずに15分程度で終わらせる範囲で、収納術を使ってみましょう。

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