お弁当の主役、おかずの登場です。車両保険は文字通り、自分の車を補償してくれる保険ですが、ここでちょっと喩えを指定させてもらいます。

車両保険はハンバーグです。

さらに、お肉のハンバーグと豆腐ハンバーグに分けましょう。

ハンバーグをどう思うか

大人になると、カロリーや脂質が気になり、進んで豆腐ハンバーグを食べるようになります。しかし、子供の頃はどうだったでしょう?断然、お肉ですよね。満足感もありますし、食べていると幸せな気分になれます。豆腐ハンバーグも美味しいんですが、あの満足感を得られません。車両保険も似ているのです。

二種類の車両保険

呼称は保険会社によって異なりますが、一般車両と車対車+限定Aの二種類があります。前者は事故全般の損害を補償するもので、オールリスク型と呼ばれることが多いと思います。後者は何やら難しい名称ですが、一般車両よりも補償範囲を狭めています。その分、保険料が安くなります。エコノミー限定、エコノミーワイドと呼ばれることが多いですね。

ちなみに、車対車+限定Aは車同士の事故による補償に、限定Aという補償をプラスしたものなのですが、ややこしくなるので限定Aの具体的な内容については別の記事で説明したいと思います。

一般車両がお肉のハンバーグだとしたら、車対車+限定Aは豆腐ハンバーグです。

どちらを選ぶか?

もし、お金の心配をしなくてもいいのなら、迷わず一般車両を契約に組み込むでしょう。しかし、大人になり、さらに家庭があるとします。どちらを選ぶでしょうか?

年間スケジュールに事故の日を計画している家庭はないですよね。なので、保険料を安くできる車対車+限定Aを選ぶ人が大半だと思います。万が一に備えるより、日々の生活を豊かにしたいですからね。

こういった考え方は、子供の頃はお肉のハンバーグが大好きだったのに、大人になるとダイエットや成人病予防のために豆腐ハンバーグを食べるようになるのと似ています。

満足感=安心感

「少しぐらい補償が狭まってもいいや」と思いがちですが、車対車+限定Aは肝心な事故を補償してくれないのです。単独事故です。

事故は偶然かつ外来的なものです。安全運転を心がけていれば事故に遭う可能性は低いでしょう。常に緊張してもいますしね。その緊張感がほぐれると、あっさり門柱なんかにぶつかっちゃうんですね。単独事故は非常に多い傾向にあります。これほど「よもや自分が」と思う事故を補償されないとなると、なんのための保険なのか虚しくなります。もしも一般車両を契約していれば「ああ、よかった」と思うでしょう。つまり、ハンバーグの満足感と車両保険の安心感は似ているのです。少々強引ですが。

車両保険は任意で組み込むことが可能な補償ですが、お弁当の主役たるおかずのポジションに置いたのは、こういう理由なのです。お弁当はご飯にふりかけでも食べることができますが、メインのおかずがあると無いとでは大きな差があります。なお、車両保険を契約に組み込むべきかについては、別の記事で説明したいと思います。

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<ライター:森村仁

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