事故の相手は選べない 〜 ケース2

自動車事故ケース2

まさに、ちょっとしたすれ違い

事例

  • 赤:A、緑:B
  • 幅5メートル強でセンターラインの無い道路。
  • A、Bが停車してくれたため直進。
  • すれ違いざまに右リアドアにサイドミラーが接触したもの。
  • 受傷者なし。

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買い物の帰りに近道をしようと細い路地に入ったAさん。そこへBさんが直進してきたためお見合い状態になりました。車内から「どうぞお先に」と合図する二人。結局、Aさんが厚意に甘えて発進しました。ところが、ガッ!という衝撃に後にゴリン!という音。車を降りると、Bさんの車にキズが付いていました。

Aさんは「ごめんなさい!保険会社に連絡して弁償しますから」と良識ある対応。それに対しBさんも「いやいや、大したことないですから修理しません。私がもう少し脇に寄ればよかったんです。これで示談としましょう」と、にこやかに返答。かくして、二人は別れました。

その後の経過

事故から一週間ほど経ったある日、Aさんに警察から連絡がありました。

「あなた当て逃げしたでしょ?」

何のことかと聞き返すと、Bさんの車と接触したことが当て逃げだと言うのです。「あの時、示談したじゃない」と、絶句するAさん。かくして、AさんとBさんは管轄の警察署に出頭し、現場検証を行ったのでした。

では、”何故こういったことになったのか?”です。Bさんは帰宅してキズを再確認してみると、意外と目立つことがわかりました。そのため、最寄りの整備工場に見せたところ、「これは板金作業になるから、結構かかるよ」と言われました。そこで友人に相談したところ、やはりAさんの保険で修理するべきだとアドバイスを受けました。とはいえ、BさんはAさんの連絡先を知りません。警察へ相談したところAさんの車種と登録番号を聞かれ、覚えている部分だけ答えました。結果、Aさんが特定されたというわけです。

今回の問題点

お互いの連絡先を交換しなかった

これはどちらかが泣き寝入りをするケースもあるのですが、いくら軽微であってもやはりお互いの連絡先は交換しておくべきです。今回のケースでは、Bさんに悪気はなかったのですが、警察はAさんを当て逃げしたと処理するのです。まさにちょっとしたすれ違いというわけですね。

保険会社に連絡しなかった

「保険会社に連絡すると保険を使わなくてはならない」と思っている方は多いようですが、そんなことはありません。事前に「保険を使うか検討したい」と伝えれば、経過報告時に意思確認をします。

Aさんは事故現場で「保険で弁償する」と切り出しました。なので、Bさんが弁償しなくてもいいと言っていても、相談として保険会社へ連絡していたら展開は変わっていたかも知れません。保険会社は「念のため警察へ連絡しておきましょう」とアドバイスしたかも知れないからです。もし、AさんがBさんよりも早く警察へ連絡していたら、Bさんから連絡が入った時点で「ああ、相手の人から連絡もらってるよ」と円満に解決したと思われるのですから。

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<ライター:森村仁

この記事を書いた人

森村 仁
森村 仁 公式HP
Soul Kitchen【活動エリア】北海道
得意分野が作曲編曲、自動車保険、カルトムービーという変わり者。
人生のほとんどを神奈川・東京で過ごしましたが、現在は故郷函館で暮らしております。
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