羽毛布団の手入れと収納で気をつけることは?

ふかふかの羽毛布団に包まれて眠る瞬間は、まさに至福のひとときです。でも、大好きな羽毛布団をずっと使っていたら、羽毛布団がいつの間にかぺったんこに…?

しかもなんだかニオイも気になる…。ここは、お手入れと収納でふかふか羽毛布団を復活させましょう!

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羽毛は生き物

羽毛のふかふか収納術
天然素材である羽毛は生き物と同じです。天然素材は「湿気」「虫」「直射日光」に弱く、とってもデリケート。私たちの髪の毛もお手入れが必要なように、羽毛もお手入れが必要なのです。

虫やニオイ対策にはとにかく干すこと

1ヶ月以上同じ布団をかぶり続けていませんか?「一晩に人はコップ一杯分の汗をかく」という事を聞いたことがある方は多いと思います。掛け布団やシーツだけでなく、羽毛布団にも汗は染みこみます。特に羽毛布団は羽毛と羽毛の間に空気を含むので、それが「保温性・保湿性」を生み出すメリットでもあるのですが、同時に「吸温性・吸湿性」が起こるという点でもあります。
布団はこまめに手入れと収納

布団に吸い込まれる水分には、「汗」「体温で温まった湿気」「皮脂」などが含まれます。また、保温されることで、温かい布団はダニやカビの心地よい住み家となってしまうのです。これを避けるには、布団を干して、よく乾かすことです。羽毛布団は空気を含みやすい点を活かして、天気の良い日に風通しの良い所に3時間ほど干せば、充分に乾かすことができます。その際は、直射日光が当たるのを防ぐため、シーツやカバーで覆って羽毛布団を干すと良いでしょう。

また、表裏まんべんなく乾かすため、1時間ごとに表裏を返します。布団たたきで叩かずに、表面を優しく払います。掃除機を使って表面のホコリを吸っても良いでしょう。羽毛布団を干すのは2〜3週間から1ヶ月に1回が目安です。取り込む時に軽く振るようにして、羽毛に空気を行き渡らせれば、フカフカが復活します。干す時間は湿度の低い10時〜14時頃がオススメです。

汗や皮脂は洗える物は手洗いを

私たちの髪の毛が皮脂や汗を吸収しやすいように、羽毛もだんだん汚れていきます。干すことで、カビやダニは抑えられますが、皮脂や汗の汚れは干すだけでは落ちません。取り扱い絵表示を見て、手洗いができる場合は、おうちで羽毛布団を洗うことができます。目安は1〜2年に1回。羽毛に染みた脂汚れを取り除いてあげることで、ふんわり感が復活します。羽毛布団を手洗いする方法は、下記です。

  1. 端から丸めるように羽毛布団の空気を抜いていく。
  2. たらいや浴槽に張った水に、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かし、その中に羽毛布団を沈め、押し洗いをする。
  3. シーツやバスタオルに羽毛布団を包み、洗濯機で1〜2分脱水、その後水でよくすすぐ。洗剤分がなくなるまで、3〜4回ほど繰り返す。
  4. .最後に洗濯機で5分脱水して、形を整えてから日光の当たる風通しの良いところで干す。(絹など直射日光が心配な素材はシーツやカバーを掛けたり、陰干しをしましょう。全体が濡れているので、日光による摩耗や劣化は乾くまで心配ありませんが、素材によっては日干しが不可な物もあります。購入時の取り扱い説明等をご確認ください。)
  5. 1時間ごとに表裏を返し、全体が乾いてきたらそのまま1〜2時間ほどよく乾かす。全体で7〜8時間ほどで大方乾いてくるので、午前中に干して夕方取り込むようにすれば大丈夫。

布団の手洗い方法
最後に、布団を軽く振るようにして、偏った羽毛を均等に伸ばし、空気を含ませればフカフカの羽毛布団の完成です。

こぼしてしまった、破けてしまった時の応急処置

羽毛布団に飲み物などをこぼしてしまった場合の対処を説明します。

  1. こぼれた所にティッシュやキッチンペーパーを当て、水分を吸い取り、汚れが広がるのを抑えましょう。
  2. 水で薄めた中性洗剤で固く絞った布巾で汚れた表面を軽く叩き、浮いてきた汚れをきれいな布で吸い取る作業を繰り返します。布の面を変え、その都度キレイな面に汚れを移す要領です。汚れが広がるので、絶対にこすらないこと。
  3. 汚れが取れてきたら、固く絞った布巾で水拭きをして、洗剤分を取り除くようにします。この場合も、こすらずポンポンと叩くようにしましょう。
  4. 洗剤分が取れてきたら、乾いたタオルで水分をふき取り、陰干しをします。

この方法が有効なのは、下記のような場合です。

  • 小さな汚れである
  • こぼしてから時間が経っていない
  • こぼした液体が水溶性である

羽毛布団に飲み物をこぼしてした場合の対処方法
油性の場合は、汚れた場所が大きいと、落ちにくかったり、かえって広がってしまう事もあるため、クリーニング店にお任せした方が安心です。ペットの爪や家具などに引っかけて、羽毛布団が破れたり、穴が空いてしまった場合は、補修布を使います。取り扱い説明書などに従い、アイロンの熱でくっつけるタイプの補修布で破れた所をふさぐようにします。購入時に付属で付いてくることもありますし、手芸店で布団と同じ素材の補修布を購入する事もできます。これも、破れた所が大きい場合は、購入した布団店などでメンテナンスを頼むのがオススメです。

ちなみに、羽毛布団の寿命は10〜15年。それ以上の物は布団が薄くなっていたり、中の羽毛がホコリや皮脂を多く吸っていて、ぺしゃんこになっている事があります。そのような羽毛布団でも、布団専門店やクリーニング店でメンテナンスをお願いすると、中の羽毛が蘇ってまた使える場合があります。値段は店によって、3000円から1万円前後の所が多いようです。家で手洗いをしても蘇らない羽毛布団はプロにお見積もりをお願いしてみるのもオススメです。

布団の使い方

羽毛布団を長持ちさせるには、普段の使い方が大切です。特に、「ダニ」「摩耗」「カビ」。これらはちょっと気をつけるだけで、防ぐことが可能です。
羽毛布団を長持ちさせる使い方と収納

羽毛布団にはカバーを掛ける

布団カバーを掛けることで、「汚れ」や「ダニ」を防ぐことができます。また、「摩擦によるダメージ」からも守ることもできるので、羽毛布団を使う際にはカバーを掛けるようにしましょう。カバーを掛けることで保温効果もより高まります。

枕やシーツのカバー同様、布団カバーも汗などを良く吸いますから、羽毛布団に掛けるカバーは、よく洗って乾かした清潔な物を使いましょう。できれば1週間に一度はカバーを交換できるよう、まとめて枕カバーやシーツと同じ場所にしまっておくと便利です。これに併せて、2〜3週間または1ヶ月に1度、羽毛布団を干す事を心掛ければ、より羽毛布団を大切に使えます。

寝る前・起きてすぐのお手入れ

寝る前には広げた羽毛布団を軽くポンポンと叩いていきましょう。空気を含んだ羽毛が隅々まで広がって、羽毛布団が膨らみます。新しい空気も入れることができ、温かさも増します。朝になったら、羽毛布団はすぐには畳みません。体温によって温められた空気がこもっているからです。ぬくもりが抜けてから畳みましょう。人にも布団にも優しいプチお手入れです♪

羽毛布団の収納方法

羽毛布団は圧力で簡単にぺしゃんこになってしまいます。長い間その状態だと、中の羽毛が傷んでしまい、フワフワの布団に戻りにくくなってしまいます。そのため、羽毛布団の収納には、「圧縮はNG」なのです。同様に、畳んだ羽毛布団の上に、重い物を乗せるのもオススメしません。羽毛布団の収納は、下記が大切なのです。

  • 重ねる場合は一番上に
  • 圧縮袋などで羽毛をつぶさない

摩擦で傷まないように、「シーツやタオルケットでくるんで仕舞う」ようにすると良いでしょう。シーツやタオルケットごとふんわりと丸めて、縦型に仕舞うのも良いですね。
羽毛布団の収納では圧縮袋は使わずに立てて収納がオススメ

通気性の悪いビニールのカバーなどは避けてください。また、羽毛布団を収納する押し入れなども、時々戸を開けて、空気を送り、湿気が中にこもらないようにします。長期保存の場合は、風通しを良くして、6ヶ月に1回は外に出して干し、溜まった湿気を乾かしましょう。保存している間は除湿剤や防虫剤を併用すると、より布団を守ることができます。布団の変質を避けるため、防虫剤は1種類のみ使用するようにしてください。

【参考サイト】
寝具の疑問・羽毛布団のお手入れ・収納・使用方法
http://www.noguchi-web.com/sb-umouteir.html
羽毛布団のお手入れ
http://www.mreform.biz/category/1238500.html
羽毛ふとんの正しい使い方、日干しの方法 – 快眠本舗
http://www.kaiminhonpo.com/qm-m.html
羽毛布団のクリーニングの値段の平均って幾らくらいなんですか? – Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1265505552
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