高齢者にとって生活しづらい住まいとは?

若くて身体能力が高いうちはなかなか実感として気づかないものですが、私たちのなにげない日常生活のなかには、身体能力が低下した高齢者にとって、体に大きな負担のかかる動作や危険な動作を強いられる場面が少なくありません。

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和風の生活様式

まず、和風の生活様式には次のような特徴があるため、高齢者の体に大きな負担がかかります。

  • 畳などの床に座る
  • 和式トイレにしゃがむ
  • 浴槽をまたいで入浴する

つまり、立ったり座ったりという動作を頻繁に行わなければならないため、足腰に負担がかかるのです。

段差・尺貫法建築の問題

玄関の上り框、廊下と和室、脱衣室と浴室など、いたるところに段差がある住宅は、動作を不便にし、転倒や転落の原因になることがあります。
尺貫法の単位で造られている家も、910mmを基本単位として建物が造られている場合が多いため、廊下、階段の幅、出入口の幅などが狭く、車椅子などの福祉用具が使いづらい、室内移動がしにくいなどの難点があります。

狭い室内に大きな家具

もちろん、生活様式の変化も無関係ではありません。ただでさえ狭い部屋にベッドなどの大きな家具を持ち込んだことによってさらに室内が狭くなり、あらゆる動作が困難になるというケースはよくありますよね。

断熱性の悪さ

断熱性の悪い家も、冬季における室内外の温度差が大きくなるため、特に循環器系疾患を持つ高齢者にとっては不適切です。

体重の5〜10倍もの負担が!

ちなみに、日本人女性が股関節を壊しやすい骨格をしているといわれる原因の一つとしても、立ったり座ったりする動作の多い和風生活スタイルが挙げられるようです。正座した状態から立ち上がるときには、体重の5〜10倍もの重さが股関節にかかるといいますから驚きですよね。

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