狭い日本の住宅を少しでも広くリフォームするには?

大部分の日本の住宅は、メートル法ではなく尺貫法で建てられています。つまり、柱の芯-芯を3尺で統一しているため、メートル法では910mmとなります。

そこに柱と壁材がくるので、車いすの通行に支障をきたすことがよくありますし、ましてや、廊下に手すりをつけた場合はなおさらです。

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スペースを確保するための2つの方法

このような微妙かつストレスフルな空間において必要なスペースを確保する工夫としては、主に次の2つの方法が考えられます。

  1. モジュールをずらす方法
  2. 壁・柱を取り外す方法

モジュールとは、基本寸法または基準単位のことで、日本建築の「尺」や「間」もモジュールの一つです。

尺貫法からメートル法へ

1のモジュールをずらす方法は、新築や大規模な増改築に用います。尺貫法のモジュールでは、芯-芯で910mmなので、壁-壁の有効寸法は750〜780mm程度ですが、そこに建具枠が入ると有効は720mmになってしまい、自走式の車いすが通るにはあまりにも狭すぎます。
そこで、尺貫法ではなくメートル法でのモジュールにすると、芯-芯で1,000mmとなり、ゆったりとしたスペースになるというわけです。

2部屋を1部屋に一体化

2の壁・柱を取り外す方法は、部分的な増改築に適していますが、筋交が入っている場合や通し柱の場合は、構造上どうしても取り外せないものもあるので、事前に設計者や施工者に確認してから計画します。仮に取り外せても、他所で補強が必要になることもあるので注意しましょう。
壁・柱を取り除き、たとえば洗面所とトイレを一体にするなど、2部屋を1部屋にすると、スペースが広がり介助しやすくなります。

同居家族との相談も忘れずに!

ただし、たとえばトイレと脱衣室を一体化すると、プライバシーや音、臭気の問題などが発生するため、同居家族とよく話し合って決定しましょう。

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