鮮度を保ち美味しく食べる野菜の収納術

最近は食品も値上がり…。
中でも野菜は、せっかく安いときにまとめ買いしたのに使い切れずにミイラ化してしまい、もったいない思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか?

野菜のおいしく使い切る収納術を紹介します♪

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賞味期限が切れる前に使い切る

ミイラ化させない為には、なんと言っても賞味期限が切れる前に使い切る事です。特に野菜は「植物」ですから、環境次第では傷みやすくなったり、変色したりして、味が落ちてしまいます。
野菜は植物
その為には、3つのポイントが考えられます。

  1. 必要以上に無駄買いをしない
  2. 良い保存環境で長持ちさせる
  3. 火を通すなど、調理することで長持ちさせる

(1)必要以上に無駄買いをしない

これは、家族が食べる以上に買い込まないということです。安いと「あらお得!」とつい買い込んでしまいがちですが、肉や魚など、ある程度冷凍が利く食品と違って、生の野菜は凍らせると味が落ちる物がほとんど。

  • 食べきれる分を買う
  • 足りない分を買う

この2つを心掛けると、無駄買いもなくなって、お財布にも優しくなります。
野菜の無駄買いをしない

(2)良い保存環境で長持ちさせる

野菜は植物なので、適度に水分を与えたり、温度や湿度などを整えてあげることで、おいしい状態を保ちながら長持ちさせることができます。
野菜の保存環境
よく言われるのが、「育った状態と同じ環境を作ってあげる」でしょうか。お日様が当たる方を上にするとか、向きを縦にする、などです。詳しくは野菜別にまとめて後術します。

(3)火を通すなど、調理することで長持ちさせる

これは傷みやすい野菜には特にオススメです。ゆでたり炒めたりした野菜を調味料で味付けして置くことで、生の状態よりも保存できる日数が伸びます。
野菜を調理して長期保存
調理状態にもよりますが、冷蔵では5日〜1週間、冷凍では3週間〜1ヶ月ほど保存できるようです。カットしてゆでたり炒めたりした野菜を、冷凍庫にストックしておくと、忙しい朝の時間やお弁当などに使えて便利です。

野菜別保存・収納方法 〜 良い保存環境で長持ちさせる

野菜には野菜にあった保存や収納方法があるようです。調べてみると、「ああ、なるほど!」といった発見もあるかもですよ♪

葉っぱ類

ほうれん草や小松菜などのわさわさした葉っぱの野菜は、葉っぱが太陽に向かって伸びていったように、葉っぱを上にして立てて収納するのが正解です。牛乳パックやペットボトルを切った容器に立てて入れると、スッキリと仕舞えます。

包装セロファンに入ったままでも、すぐに使う分には問題ありませんが、鮮度を保って保存したい場合は、霧吹きで水分を与えてから、キッチンペーパーにくるんで、さらに、チャック付のビニール袋に入れると良いでしょう。
葉を上にして野菜を収納
キャベツやレタスなど、丸まった葉っぱの野菜は、芯の方から傷んでいきます。そんな芯は、まず、くりぬいてしまいましょう。キャベツは包丁でぐりぐりっとくり抜けば良いのですが、レタスは金属で変色するので、手の平でぐいっとおしり(芯)を押してからひねって、芯を取るようにします。

このままでも、ある程度新鮮さを保つことができますが、水で濡らしたキッチンペーパーを芯の所に詰めておくと、葉の乾燥も防げます。このキッチンペーパーは使う度に交換するようにしましょう。

仕舞う際はおしりを下にして、新聞紙やビニール袋などにくるんで収納します。
新聞紙に包んで野菜を収納
あと、ずぼらな著者が良くやっている事ですが、芯をくり抜く代わりに、「葉っぱが減ったら芯を切り落とす」というのもなかなか利きます(笑)。

葉を取る時は、芯の近くの所に包丁を入れて、芯側から葉を外していくのですが、葉が取れた芯が傷んで来るので、バサッと切り落とします。そうすると、新しい切り口の芯が出てきて、またみずみずしくなるので、キッチンペーパーがちょっと面倒だな…という時はそうしています。
野菜の葉っぱが減ったら芯を切り落として仕舞う
そういえば、同じように丸まった葉っぱのもう一つの代表といえば、白菜ですね。白菜はもともと水分が多いので、新聞紙でくるめば、風通しの良い冷暗所で保存できます。著者の感覚ですが、「カットしていないまるごと」の、白菜、大根、ジャガイモ、玉ねぎ、ネギ、にんにくなど、「秋や冬の煮込み料理に活躍する根菜」は、新聞紙とネットと風通しで長めに保存ができているような気がします。ただし、玉ねぎなど、夏場は傷みやすい野菜もあるので、心配な場合はカットしてラップやタッパーに入れて、冷蔵庫に入れ、早めに使い切るようにしています。

実の野菜

実の野菜と言えば、トマト、キュウリ、ピーマン、ゴーヤー、ナスなどでしょうか。実の野菜の保存で心配なのは、押されたりつぶれたりして傷が付くことです。傷の付いた部分から傷んで、袋に入って野菜同士が重なっている場合は、傷んでいない野菜まで広がってしまう場合があります。

それを避けるためには、重ねないことが大切になってきます。

トマトであれば、実が傷つかないように、ヘタを下にして、一つずつキッチンペーパーにくるんで並べて収納するのが良いでしょう。キュウリなどのある程度の堅さがある野菜は、立てて収納できます。葉物のように、切った牛乳パックやペットボトルに入れて保存しましょう。乾燥を防ぐために、ビニール袋やラップでくるみます。
実の野菜の収納法イラスト
ナスも乾燥を嫌うので、重ねないようにビニール袋に入れて、野菜庫の上の方に仕舞います。ゴーヤーやピーマンも同様です。実の野菜は、寒さに弱い物も多く、冷えすぎると、皮にシワが寄ったり変色する事があります。また、ゴーヤーやピーマンなど、中が空洞で種のある野菜は、中から傷んできます。寒さに弱いのは、夏野菜が多いイメージがあるからでしょうか。野菜庫は、冷えすぎないように、上段などを使うのがオススメです。

実の野菜は、できれば1週間程度を目安に使い切るようにしましょう。1週間程度であれば、熟して柔らかくなった野菜でも、煮込み料理や炒め物においしく使うことができます。

根菜

ゴボウ、ニンジン、レンコン、ダイコン、ジャガイモ…実の野菜に夏野菜が多いイメージがあれば、根菜は冬の野菜が多いような気がします。

泥付のジャガイモやゴボウは、そのままか、新聞紙にくるんで冷暗所へ仕舞いましょう。

ダイコンは切り口から乾燥してきますが、葉の部分から傷んできますので、半分以上使ったら、そこは切り落として葉の部分をお味噌汁などに入れ、残りはキッチンペーパーや新聞紙にくるんで、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すると良いでしょう。

ニンジンはビニールに入れておくと葉と先端の両側から傷んできます。すぐに使う場合は常温でも大丈夫ですが、温かい場合は冷蔵庫が安心です。きれいに洗って、キッチンペーパーにくるみ、チャック付ビニール袋に入れて、立てて収納しましょう。
根野菜の収納法イラスト
レンコンは根菜ですが、水中で育ったので、乾燥は苦手です。キッチンペーパーや新聞紙+ビニール袋で冷蔵庫で保存しましょう。切ってしまうと、そこから変色して傷んでくるので、使う際はそこを薄く切って、カットしたレンコンは酢水に付けて変色を防ぎましょう。

ちなみに、生でもゆでても根菜は冷凍に向いていないと著者は思っています。何も分からない一人暮らし時代、実家から贈られてきた野菜を一気にゆでて冷凍し、「長持ちヒャッホウ」なんて思っていたのですが、冷凍→解凍された根菜は、まるでスポンジのようで、食べ切れたものじゃありませんでした…トホホ。

湿気を嫌う野菜

たまねぎ、にんにくなどは湿気を特に嫌います。冷暗所の中でも風通しの良い所で、ネットを利用すると良いでしょう。内側から傷んでくるので、ビニール袋など空気の通りが遮断される入れ物は使わないようにします。

意外とラップって難しい?

保存と言えばラップです。
著者のように、とりあえず残り物のお皿にラップを掛けたがる現役「ラッパー」の方も地球上には多いのではないでしょうか。そんなラッパーの私ですが、「意外とラップって野菜の長期保存に向いていないんじゃあないか」と気付き始めました。

使い切れなくてラップに包んで置いた野菜がすぐにくたっとなってしまう。それもそのはず。昔学校で習いました。

「植物には、酸素(時々二酸化炭素)、水、光、養分だ!」って。

それをぴちっとラップしてしまったら、大事なライフラインである、「水分」「空気」が取り込めなくなってしまうのですね。

確かに、口を結んでいないビニール袋に入れている野菜の方が、ラップした野菜より持ちが良いのです。あと、野菜の保存で良く使うのが、キッチンペーパーや新聞紙。新聞紙ってすごいですね。適度な湿気と空気を含んで、野菜と相性が良いのは新聞紙だと、個人的には思っています。

ラップは3日以内に使い切れる野菜や、カットしたカボチャ(種は傷みやすいので取り除きます)や皮をむいたニンジンなど、乾燥が苦手な野菜に使うようにしています。

賞味期限の近い野菜から使い切る

食品を使い切るコツは、なんといっても、「賞味期限の近い物から使い切る」事です。野菜であれば、「傷むのが早いもやしやニラなど」、「しおれやすい葉っぱ物」、「カットされた野菜」などを先に使い切るようにします。

つまり、「ミイラ化する前に食べてしまう」と言うこと。それには、賞味期限が近い野菜を含めた食品が見やすいように、冷蔵庫内が、整理収納されていることも大切になってきます。

賞味期限順に冷蔵庫内を整理収納

冷蔵庫の段ごとに、賞味期限別に食品を分けると、見やすくて便利です。たとえば、

  • 賞味期限1週間以内は手の届きやすい真ん中の段
  • 賞味期限1ヶ月以内はその下の段
  • 賞味期限1ヶ月以上は一番上の段

などです。

同じように、野菜庫も「足の早い野菜」を目立つ場所に置くと良いでしょう。野菜庫の整理で気を付けたいのが、「詰め込み」。下から上へと詰め込んで行くと、下の野菜がミイラ化しがちなだけでなく、押し合ってつぶされた野菜も傷みやすくなります。これも、

  • 立てて収納する野菜
  • カットされた野菜
  • 袋に入った野菜
  • パックされた野菜

などに野菜庫内を区切って分けると良いでしょう。

まとめ

野菜をミイラ化させない為には、3つのポイントがあります。

1つは「必要以上に無駄買いをしない」こと。2つめは、「良い保存環境で長持ちさせる」こと。3つめは「火を通すなど、調理することで長持ちさせる」ことです。

足りない分を食べきれる量買ったり、それぞれの野菜に応じた保存環境、火を通し、調味料を使って、保存をきかせることで、賞味期限が短い野菜も、おいしくいただくことができます。

また、賞味期限の近い野菜を野菜庫の中でも目立つ場所に置くことで、その野菜から早く使おうという意識付けができますし、賞味期限を1週間、1ヶ月、それ以上、と区切って、冷蔵庫の中を整理して収納すると、無駄が減ってスマートです。

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