嚥下障害は訓練で予防できます

「よくむせる」、「声がガラガラになってきた」などは、シニアにはよくある症状です。つばを飲み込んだだけなのに、へんにむせてしまうなどの症状があれば、そろそろ嚥下障害(えんげしょうがい)が始まっているということです。

嚥下障害は、食物をのどから食道へ送る機能が衰えておきる症状です。
喉の飲み込みの際の筋力の衰えや食物を口にいれてから飲み込むまでの一連の流れを脳が迅速に指令できないなど、一種の老化現象です。誰にでも、遅かれ早かれ起きる症状なのです。

初期の嚥下障害は障害というよりも、ちょっとした不快なことから始まります。食事中むせる、食事中に咳き込むなど、特に何もないのにこういうことが増えて来ると、そろそろ嚥下機能が衰えて来たと考えてよいのです。

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嚥下障害の症状

食事中、お茶や吸い物などでむせることが多くなります。これは、水分を正しく飲み込むことができずに気管に入ってしまうためです。この兆候が進むと、何もない時でもむせます。無意識に行っている唾液の飲み込みに失敗するためです。唾液を誤嚥するわけです。
※誤嚥(ごえん)は食物などが誤って喉頭と気管に入ってしまうことです。

食後には、いがらっぽい声になり何度も咳払いをするようになります。これも、食事の時に食物が気管に落ち込んでしまい気管がそれを排出する時に咳や咳払いが起きるからです。また、飲み込みが不完全なので飲み込んだあとにも口の中に食べ物がのこるようになります。

このような症状は嚥下障害のごく初歩的な症状で、特に病気などをしない限りはゆっくりと進行します。もう年なんだから多少のことは当たり前と思って放置すると症状は徐々に悪化します。

次第に、食物をお茶や汁もので流し込むようになり、麺類など流し込みやすい食品をたべるようになるので栄養バランスが悪くなります。また、食べるのが遅くなり、食べることに疲れを感じて食べる量が減ります。結局は栄養状態が悪くなり体全体が衰えるのです。

嚥下障害でもっとも恐ろしいのは誤嚥です。気管への誤嚥を何度も繰り返しているうちに食物が肺に落ちます。それが原因になって肺炎を起こします。誤嚥性肺炎というものです。肺炎が生命に関わる病気だということはよくご存じのはずです。

嚥下障害の初期症状に思いあたったら、すぐに嚥下のリハビリをしましょう。リハビリで嚥下機能の衰えの進行を遅れさせることは可能なのです。

嚥下障害の原因

嚥下障害の原因でもっとも多いのは加齢による機能の衰えですが、口腔内の病気や怪我、脳の病気や頭の怪我が要因になることもあります。脳に梗塞がある場合などは本人がそれと気づかないまま症状が進みます。またメンタルの問題でも嚥下障害が起きることがあります。なんらかの疾患が原因になっている場合には、その疾患の治療をしなければなりません。

嚥下障害への対処法

単に老化現象としての嚥下障害は、軽いマッサージやエクササイズで進行を遅れさせることができます。
この場合、首の筋肉を鍛えることで飲み込みの力を強化します。首を回したり、前後に倒したりします。ただし、首の運動はゆっくり行うのが基本です。急に回したりすると筋を違えたりして長続きしにくくなります。

舌を伸ばして回転させたり、鼻を舐めてみるなどは舌の筋肉を鍛えて飲み込む力を強化します。
パ行ラ行カ行マ行を声にだして読むことで、唇、舌、のどなどを鍛えます。これらを発音することは、ろれつのチェックにもなります。脳梗塞の発見にも役立ちます。

腹式呼吸は呼吸機能を強化できるので、食物が気管に入った時に速やかに排出する力がつきます。腹式呼吸を練習するとは呼吸を深くゆっくりできるようになるので、精神面にもいい影響をあたえます。

ゆっくりと食事をしよう!

食事はおちついてゆっくり食べましょう。口の中の食べ物が完全になくなってから次の食べものをたべます。矢継ぎ早にかきこむと誤嚥の原因になります。テレビを見ながら、新聞を読みながらといった、ながら食べも誤嚥の原因になります。きちんと姿勢をととのえて、よく噛んでたべましょう。

年齢を重ねてくると、咳払いや咳き込みが多くなります。人前の食事では非常に気をつかうものですが、嚥下訓練をしっかり行えばこれらの症状は克服できます。

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  • 薬やサプリメントがのどにつっかえて苦しい思いをする
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