小さいうちから楽しい絵本に触れ合う時間をたくさん作ってあげると、その子はお話が大好きになり、想像力が豊かに育ちます。知ることの喜びを感じるのは、大人も子供も変わりません。

何より読み聞かせは、小さい子にとって親の愛情を感じられる素敵な時間です。親子で一緒に絵本を楽しみましょう。

おすすめの絵本は子供によって異なる

まず注意したいのは、おすすめの絵本はそれぞれのお子さんによって異なるということです。親の好みではなく、そのお子さんが興味をお持つ絵本を選んであげましょう。本屋さんや図書館にお子さんと一緒に出掛けて、「どれがいい?」と聞いてみましょう。その子が興味を持つ本が一番です。

ただ、0〜1歳半のうちは、動物や乗り物、食べ物など、日常生活で目に触れるものが大きく描かれた絵本も選んであげましょう。物の名前を覚えるのに役立ちます。

お子さんが小さいうちは着替えやお風呂、食事や追いかけっこなど、日常生活に密着した絵本が分かりやすくて好まれるかもしれません。赤ちゃんには手遊び唄の絵本も読んであげたいですね。

2歳になると、ストーリーを楽しめるようになります。ただし、本に関する興味や理解は子供によって個人差が大きいのが特徴です。年齢はあくまで目安と考え、その子の成長に合わせて難易度を変えていきましょう。2歳で文字に興味を持ち、覚え始める子もいます。次々と新しい本に興味が移る子もいれば、同じ本ばかり読みたがる子もいます。乗り物の本ばかり手に取る子もいます。

親は強制することなく、その子の個性を大切に、その子が楽しいと思う絵本を読んであげたいですね。

本好きの子に育てたいなら

読み聞かせを毎日の習慣にしてしまいましょう。例えば就寝前など、忙しければ週に1、2回でも構いません。ママだけでなく、パパが読み聞かせすると、いつもと違った気分を子供たちも味わえます。親子で楽しむのがコツです。

子供がすぐに手の届く位置に絵本コーナーを作り、その子が好きな時に自由に選んで読めるような環境を作ってあげましょう。お子さんが小さいうちは、汚れても破れても大丈夫な本を準備しましょう。まず図書館で借りてみて、お子さんが気に入った本だけ購入するという方法もあります。

さいごに

読み聞かせは親子で楽しむのが一番です。間違ってもお子さんに無理強いしたり、強制的に読ませたりしないように気を付けましょう。そんなことをしては、本嫌いになってしまいかねません。

いろんなお子さんがいますから、中にはあまり本に興味を示さず、外で体を動かして遊ぶ方がずっと好きだという子もいるでしょう。そんなお子さんには強制することなく、ただ、身近に本がある環境を整えてあげましょう。本人がその気になったときに、すぐ手に取れるように。

同じ本を毎日「読んで!」と頼まれても、嫌がらないで読んであげて下さい。知っていることを何度も確認するのが子供は好きなのです。読み聞かせは、知ることの喜びをいっぱい感じて、ますます本好きになる貴重な機会になってくれるでしょう。

参考文献
※『元気が出る子育ての本① 0〜3歳 能力を育てる 好奇心を引き出す』汐見稔幸、主婦の友社、平成22年
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