1歳児におすすめの絵本10選

1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本とは、どんなものでしょうか?

「まだ言葉の理解も難しい1歳児に、絵本なんて早すぎる」。そんなふうに思われる方もいるかもしれませんが、1歳児でも楽しめる絵本はたくさんあります。

今回は1歳児におすすめの絵本をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

まるてん いろてん(中辻悦子 作)

まるてん いろてん (0.1.2.えほん)

抽象的な形をモチーフにした絵本です。
表紙には赤や緑、黄色や紫などの小さい丸が散らばっていて、小さなお子さんの興味を引きます。開くとカラフルな丸がひとつ、ふたつ、みっつと増えたり、顔のような形に並んだりします。顔に表情が現れたり、カラフルな丸が大きく描かれたり、小さく描かれたり……。次々と変化し、展開していく色鮮やかな丸の数々。1歳の小さなお子さんでも、びっくりしたり、思わずにっこり笑ったりしてこの絵本を楽しんでくれます。

絵本をめくりながら、色が「赤、青、黄色、……」、数が「ひとつ、ふたつ、……」といったように、色や数を楽しみながら覚えられます。「大きい」や「小さい」も、パッと一目で分かる印象的な絵と形で表現してあるので、小さいお子さんにおすすめです。
デザインや色の変化を楽しんで下さい。

きゅっきゅっきゅっ(林明子 作)

きゅっきゅっきゅっ―くつくつあるけのほん3 (福音館 あかちゃんの絵本)

丁度1歳くらいの赤ちゃんが、ぬいぐるみたちと一緒に並んで「おいしいスープ いただきまーす」と始まります。スプーンの持ち方もぎこちない、いかにもスプーンやフォークで食べる練習を始めたばかりの赤ちゃんの姿です。

ぬいぐるみのねずみさんやうさぎさん、くまさんがスープをこぼしたのを、「ふいてあげるね」と赤ちゃんがふいてあげるシーンが繰り返されます。まだ不器用な手で一生懸命、頑張ってふいてあげる姿が可愛らしく、読み聞かせしている方もほのぼのと温かい気持ちになります。最後は赤ちゃんがお口の周りにこぼしたのを「きゅっきゅっきゅっ」とお母さんがふいてあげておしまいです。

毎日の食事のシーンを描いたありふれた内容ですが、だからこそ小さなお子さんの共感を呼び、何度でも読みたくなる味わい深い絵本です。小さい子供たちは意外に世話好きの面を持っていて、誰かの役に立ちたいと思っているんですね。この絵本を読んで、おままごと遊びに発展することもあるかもしれません。

子供の成長を促してくれる、優しさと愛情にあふれた絵本です。

のりもの(五味太郎 作)

のりもの (五味太郎の絵本 1)

車や電車などの「のりもの」は、いつの時代も男の子の大好きなジャンルです。まだほとんど言葉を喋れない頃から車を見たら「ブーブー!」と喜び、電車を見たら歓声を上げるという赤ちゃんも多いのではないでしょうか。

この五味太郎さんの絵本も、男の子が大好きな色々な乗り物を描いた絵本です。でも、普通の「のりもの」絵本とはちょっと違います。

「じてんしゃ だいすき」、「じどうしゃ だいすき」といった言葉とともに、お父さんと男の子が一緒に乗っているシーンが描かれます。乗り物はどんどんスケールが大きくなって……、読んでいる方もびっくりです。

ジャンルは「のりもの」の絵本ですが、男の子のお父さんに対するあこがれと、「大好き!」という気持ちが伝わってきます。
是非、お父さんに読み聞かせしてもらいましょう。

おにぎり(平山英三 文、平山和子 絵)

おにぎり (幼児絵本シリーズ)

表紙に海苔を巻いた「おにぎり」がど〜んと描かれたこちらの絵本。本を開くと、おにぎりを作るシーンが細やかに描かれています。
手のひらに水をつけて、塩をつけて、炊き立てのご飯を手にのせて、「あつ、あつ、ふっ、ふっ」。手にのせたごはんからは湯気がもわもわと立ち上っていて、いかにも熱そう。

ちょっとシワがあるこの手はお母さんかな?おばあちゃんかな?おにぎりを握っている手だけ描かれているので、誰が作っているのか読み手が自由に想像することができます。きっと、身近でおにぎりをよく作ってくれる人を思い浮かべることでしょう。手慣れた作り方に感心してしまいます。

描かれているお米の質感、おにぎりに巻かれた海苔のつやが本物のようで、読むとおにぎりを食べたくなります。おにぎりを作る手順が分かりやすく描かれているので、読後、お子さんと一緒におにぎりを作っても楽しいでしょう。

母乳やミルクを卒業し、毎日のごはんが楽しくなってきた1〜2歳のお子さんにおすすめの絵本です。

バナナです(川端誠 作)

バナナです

1歳のお子さんが一番好きな果物って何でしょう?離乳食をスタートして、初めての食べ物に次々出合っていく赤ちゃんですが、初めの頃はみかんを食べると酸っぱい顔をして嫌がったり、赤ちゃんによって好みは様々です。

そんな中、「バナナ」は多くのお子さんに好まれる代表的な果物です。この絵本では、「バナナです」の言葉とともにいろんな状態のバナナが描かれています。皮をむかれたバナナ、木になっているまだ熟していない緑色のバナナなど……。「バナナって、木にこんなふうになっているんだ!」と初めて知って、びっくりするお子さんもいるかもしれません。

身近な食べ物について楽しく知る、初めての食育としておすすめの絵本です。
姉妹書に『いちごです』『りんごです』があります。

あかちゃんのうた(松谷みよ子 文、いわさきちひろ 絵)

あかちゃんのうた (松谷みよ子あかちゃんの本)

今は昔に比べて、赤ちゃんに子守唄を歌ったり、わらべうたや童謡を歌ってあげる母親が減っているそうです。核家族化が進み、昔ながらの童謡を歌って子供をあやしたり、遊んだりする習慣が薄れてきているのでしょう。

育児の経験がなく、言葉もまだ話さない赤ちゃん相手に何を語りかけたら良いか分からない、そんな悩みを持つ母親が増えています。そんなお母さん方に是非お勧めしたいのがこちらの絵本です。

優しい母親の語りかけ、自由でのびのびとした松谷みよ子さんの美しい言葉が並んでいます。いわさきちひろさんの絵も優しく、見る人の心を温かく寛がせます。

是非、音読して、言葉の響きを楽しんで下さい。声に出して読んでいくうちに、凝り固まった心がほどけて、「なあんだ、もっと自由に、自分の好きなように赤ちゃんに話しかければいいんだ」という気持ちになります。

小さなお子さんは、お母さんの語りかけや歌が大好きです。楽しみながら、歌うようにして読んであげると喜びます。

ばいばい(まつい のりこ 作)

ばいばい (まついのりこのあかちゃんのほん)

シンプルで分かりやすい、だからこそ赤ちゃんに人気の絵本です。
ひよこさん、ぞうさん、うさぎさんなどが次々出てきて、「こんにちは」「ばいばい」を繰り返します。単純すぎて大人には物足らない内容かもしれませんが、だからこそ、まだ絵本のストーリーについていけない1〜2歳の子におすすめです。

「ばいばい」という言葉は、赤ちゃんがかなり早い段階で覚える特別な言葉の一つです。まだ言葉はほとんど話せなくても、赤ちゃんの「ばいばい」には、みんなが笑顔で「ばいばい」を返してくれます。「ばいばい」は、いろんな人と赤ちゃんを結びつける特別なコミュニケーションツールなんですね。

「ばいばい」という言葉を覚えて使い始める1歳のお子さんに、特におすすめの絵本です。
破れにくい厚紙でできているので、安心して小さいお子さんに手渡せます。

いぬ(ジョン・バーニンガム 作)

いぬ (バーニンガムのちいさいえほん 4)

バーニンガムのちいさいえほんシリーズです。
日常の何気ない出来事を描いていますが、子供にとっては驚いたり楽しかったり、どれも貴重な体験です。

この絵本の中では、男の子が一日だけ、仲良しの犬のお世話をすることになります。困ったことや大変なこともあったけれど、この犬と「ずっと いっしょに いたいなあ」という素直な気持ちが描かれます。

谷川俊太郎さんの訳が素朴で、味わい深いです。子供の視点に立って、子供の気持ちになりきっているところが、この絵本の良さだと思います。絵は親しみやすく、優しいタッチで描かれています。

お子さんがこの絵本を気に入ったら、このシリーズは全部で8冊ありますので、他の本も読んであげましょう。図書館にあったら、気軽に借りてみてはいかがでしょうか。

くつくつあるけ(林明子 作)

くつくつあるけ―くつくつあるけのほん1 (福音館 あかちゃんの絵本)

お子さんが1歳の、歩き始めたばかりの頃に是非読み聞かせしてほしい絵本です。
表紙には、ひものほどけた赤ちゃんの靴。ページをめくると、靴だけが「ぱた ぱた ぱた」と歩いていて、靴を履いているはずの子供の姿は描かれていません。この絵本では「くつ」が主役なんですね。

何とも不思議な描写ですが、小さな子ほどすんなり受け入れてくれます。小さな赤ちゃんの靴が走ったりぴょんぴょん飛び跳ねたり、つまづいて転んでしまったり……。読んでいると、歩き始めの赤ちゃんの姿が目にありありと浮かびます。

子供の姿が描かれていないので、逆に自由に身近な子供の姿を当てはめて読むことができます。1〜2歳のお子さんなら、リアルに自分のこととして共感するのではないでしょうか。

歩くことが楽しくて仕方がないワクワクする気持ち、自分で自由に動き回れるようになった子供の喜びが伝わってくる絵本です。

かおかおどんなかお(柳原良平 作)

かお かお どんなかお

表紙には丸い顔ににっこり笑顔。作者が「小さい時から表情の豊かな、心の変化に気のつく人間に育っていくことを期待して描いてみた」というこちらの絵本。楽しい顔や悲しい顔、笑った顔や怒った顔など、人間の表情がたくさん描かれています。

赤ちゃんは家族や周囲にいる人の表情を見ながら、「嬉しい」「悲しい」「怒っている」などの感情を少しずつ学んでいきます。この絵本では、シンプルで分かりやすい顔がずらりと並んでいて、「この顔は怒っているのかな?」「この顔は笑ってる。嬉しいんだね」などと確認しながら読むことができます。

言葉が分からなくても、絵本の顔の表情は分かります。絵本の顔の表情を親子で真似してみたり、親子で「にらめっこ」してみたりしても楽しいでしょう。

赤ちゃんが変な顔に反応して笑うようになったら、是非読んであげたい1冊です。2〜3歳になっても楽しめます。

編集後記

いかがでしたか?
1歳児は、初めて立って歩き、母乳やミルクを卒業して離乳食から普通の食事に近づいていく時期です。そんな時期のお子さんにとって、「くつ」や大好きな食べ物が出てくる絵本は大きな興味の対象になります。「ばいばい」を覚えたばかりのお子さんは、「ばいばい」と言えることが大きな喜びになります。

絵本に興味を持ち、絵本を読み聞かせすることで新しい言葉を覚えたり、楽しい遊びが増えたり……。子供の成長の大きな糧になるのが絵本です。

是非、そのお子さんが今好きなこと、興味を持っていることに関連した絵本を選んで、読み聞かせしてあげて下さい。

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