お料理の主役道具といえば、まな板と包丁。これがなくっちゃはじまらないですよね。そんな、まな板と包丁、どんな風に収納していますか?
普段何気なく収納していた方も、「へええ!」とうなる包丁とまな板の収納法です。
包丁といえば…、扉の…?
「シンクの下の棚の扉を開けると、包丁を収納するスペースがある」というおうちも多いのではないでしょうか?
とっても使いやすいですよね。
普通サイズの包丁から、ちょっと良い包丁、魚用、ケーキ用、パン用などの長いのも入っちゃいます。
…と、どんどん入れていると、、、
いざ使いたい包丁を取り出そうとしたときに「ガシッ!」なんて引っかかることもあるんですよね…。
扉に付いている包丁の収納場所。
便利ですが、衛生面もちょっぴり気になります。もちろん包丁は「綺麗に洗って、拭いて」が基本ですが、ちょーっと忙しい時とか、ちょっと拭くだけで、包丁は仕舞ってしまうことがあります。
完全に乾燥しているわけではないので、中にこもる湿気や雑菌のことを考えるとなんとなく心配です。
包丁が気になってくれば、同時にまな板も気になります。
まな板は、特に水に長時間触れているキッチン用品。シンクの上に立て掛けてても、水滴が下にたまって、それがなかなか乾かなかったりと衛生面でやっぱり、なんとなく心配です。
この「なんとなく」の心配を解消するには、包丁もまな板も、しっかり乾燥させてから、収納場所にしまったり、立て掛けたりするのが一番なのです。
う〜ん、でも、もっと良い方法はないのでしょうか…。
湿気がこもりやすい場所から出して、乾きやすくする
包丁、まな板は、乾かすことが清潔への近道です。(ちなみに、まな板は1日の終わりには除菌用洗剤で洗うなどケアも大切です。)
それには、「棚の中の収納」と、「棚の外の収納」を分けて、効率良く使うこと。
棚の中、特に、ここではシンクの下や引き出しの下の段を指しますが、これらの場所は、場所柄、「使いにくい」のが特質です。この、一見デメリットっぽい特質を、うまく使ってあげれば良いのです。
棚の中の収納
たくさんある包丁の中でも、時々しか使わない物(ブレッドナイフ、ケーキナイフなど)を、扉の内側の収納場所に入れてしまったり、まな板もいくつかある場合は使わない物を収納しても良いでしょう。
オススメは、金属製の水切りラックやお皿、本立てなどを横にして中に入れて、まな板の他、あまり使わないフライパンや鍋も収納してしまう方法です。また、ラックなどの代わりに突っ張り棒を手前と奥に縦に使って仕切れば、その間にまな板やフライパンを立ててしまうこともできます。
包丁であれば、引き出しの中にナイフスタンドや包丁ラックを入れても良いですね。
棚の外の収納
「棚の外の収納」ってなんでしょう。
それは、「毎回使う物」だけをキッチン上に出すことです。これにも、金属製の水切りラックやお皿立てを使っても良いでしょう。
まな板であれば、吊り戸棚のすぐしたに、棒状のタオルハンガーを手前と奥に2つ貼り付け、そこにまな板を差し込んで仕舞えば、そのまま乾かす事もでき、じゃまにもなりません。
包丁であれば、専用のナイフを差し込むタイプのスタンドを購入して使っても良いですが、マグネットボードを壁に貼ったり、マグネット付バーを2本平行に貼って使ったりして、包丁をそのまま貼り付けているかたもいるようです。
一見びっくりですが、小さなお子さんがいるおうちなどは、お子さんが引き出しや棚を開けても包丁に手が触れないので、海外などではポピュラーみたいです。
セットで使う物だから、一緒に収納するのが便利かも!
まな板と包丁って、必ずセットで使います。ならば、一緒に収納できれば、いちいち別の場所から取り出さなくて、便利ですよね。インテリアショップで1000〜2000円程度で買えるまな板&包丁スタンドがあるようです。
まな板と包丁を一緒に収納できるスタンドのメリットは、
- まな板と包丁を乾いた状態で立てられるのが便利
- シンク下など、子供の手の届く所に仕舞わなくても良いのが安心
という点です。
まな板をもっと便利で使いやすく、そんでもって、おしゃれになあれ♪
100円ショップのセリアさん。
ちいちゃい鉱物標本が売られていたり、小物もおしゃれなデザインの物が多いので、何かと雑貨好き女子のハートを掴んで離さないようです。
ある時、セリアさんに、パリの蚤の市(テレビや雑誌で見ただけで、私は行ったことないですが…)みたいな、可愛い陶器やボタンみたいなアンティーク調のレトロ可愛い取っ手が売られているなぁ、と思っていました。
取っ手ですから、棚や引き出しのリメイクに使うんだろうなあ、くらいにしか思っていなかったのですが、なんと、これをまな板に使っているかたがいらっしゃいました!
おそらく、木製のまな板に限られてしまうのですが、取っ手を付けるだけで取り出しやすいだけでなくって、本当にかわいい!
このままバターケーキや焼きたてパンが乗って、食卓に登場してもちっともおかしくありません。ぜひ真似したいおしゃれ収納テクニックです♪
まとめ
まな板と包丁の収納のポイントは、「棚の中の収納」と「棚の外の収納」を上手に使い分けることです。
棚の中の収納は、あまり使わないナイフやまな板をしまうようにしましょう。引き出しの下段やシンクの下などは、突っ張り棒を縦に使って仕切ったり、ラックやスタンドを使えば、包丁もまな板もスッキリと仕舞えます。
棚の外の収納は、毎回使う物を手の届くところに置くことです。マグネットバーで包丁そのものを貼り付けてしまったり、シンプルな棒状のタオルハンガーを吊り戸棚の下に2つ貼り付け、そこにまな板を渡すと、じゃまになりません。
インテリアショップでは、1000〜2000円ほどで、包丁とまな板を一緒に収納できるスタンドがあるので、それを使っても良いですね。一緒に使う物が一緒に仕舞えるのは、使うのも仕舞うのも効率が良いです。