幼児の便秘とトイレトレーニング

赤ちゃんは一日に何回も排便するのが普通です。ところが、毎日排便する習慣がある子供は1歳までは多くいますが、2歳になると半分以下に減るそうです。トイレトレーニングが原因で便秘になる幼児も多いと聞きます。
今回は幼児の便秘について、その原因と予防についてまとめます。

幼児の便秘の主な原因

幼児は、大人と比べて排便する力が弱いので、それが原因で便秘になりやすいと考えられています。
赤ちゃんが母乳からミルクに変えたり、あるいは離乳食を開始して食事内容が変わるときに、一時的に便秘になりやすくなります。
運動不足も便秘の原因になります。発達の段階に合わせて、運動量を増やすことが大切です。2歳児は赤ちゃんと違ってかなり活発に外で遊べます。毎日体をよく動かして遊ぶ習慣をつけましょう。
その他、「野菜を多く食べること」「よく噛んで食べること」「水分をこまめに取ること」などが便秘予防に繋がります。しかし、実は幼児期の便秘の一番多い原因はトイレトレーニングなのだそうです。
トイレトレーニングの時期に「失敗すると叱られる」ことを繰り返し経験すると、自己評価が低くなり便秘の悪循環が始まるといわれます。つまり、叱られるから排便を我慢する→便が硬くなる→排便に苦痛を伴う→我慢する→ますます便が硬くなる、という悪循環です。
学童期に学校で排便を我慢するのも、同様によくありません。

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幼児期のトイレトレーニングの注意点

子供の性格にもよりますが、繊細な性格の子供は、大人の態度に追い詰められて便秘になることがあります。
親が子供のウンチやオシッコを嫌なもの、面倒なものと思い、オムツ交換のときに嫌な顔をすれば、子供はその表情を読み取り、排泄を嫌なものと思うようになります。トイレを失敗して怒られることで我慢を繰り返して便秘になってしまうこともあります。
親が子供の排便時に「出て良かったね。すっきりした?」と喜べば、子供は排便を気持ちいい体験にでき、便秘にもなりにくくなります。
親は、子供がトイレを失敗しても叱らず、できたときにいっぱい褒めてあげましょう。トイレトレーニングが親子でストレスにならないよう、注意が必要です。失敗が続くときは一旦開き直ってパンツからオムツに戻すなど、ストレスを軽減するやり方を選びましょう。

朝のトイレ習慣

子供の便秘を解消・予防するために、毎日の生活リズムの中にトイレの時間を意識して作りましょう。
幼児期になったら、起床後コップ1杯の水を飲み、必ず朝食を取る習慣をつけましょう。そうすることで、腸が目覚めて動き始め、気持ち良く排便することができます。しかし、遅刻を気にして慌ただしくしていてはトイレに行く時間がありません。朝は登園・登校の1時間以上前に起床するようにしましょう。朝食後、15分程度のトイレ時間が作れる余裕が必要です。親も意識して、朝食後に子供をトイレに座らせる時間を作りましょう。最初は出なくても、毎日習慣づけて行うことが大切です。せかさず、ゆっくり座らせてあげましょう。

また、便秘予防のためには、夜更かしはやめて早寝早起きすることが大切です。夜は副交感神経の働きでリラックスすることにより、腸の働きが活発になり良い排便に繋がります。夜遅くまで起きていると交感神経優位で緊張状態が続き、自律神経のバランスが崩れます。規則正しい生活リズムも便秘予防には必要なことです。幼児期はまだ生活リズムが固定化されていませんから、改善しやすい時期です。子供のためにも、早寝早起きを習慣づけましょう。

【参考サイト】
子どもの便秘
※熊本日日新聞平成27年8月13日総合版「幼児の便秘 親の意識で改善」
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