掃除機をかけてキレイになったと思っていても、次の日にはもうホコリが出てきてしまっている・・・
キレイにしたつもりでも、いつの間にか、たまってしまっているホコリの正体とは何なのか?
それを解明していき、ホコリがたまりにくくする掃除法を身につけていきましょう。

ホコリの正体

そもそもホコリの正体とは何なのでしょうか?
ホコリは身の回りにある、あらゆるものの小さなかけらからできています。
例えば、私たちが着ている洋服の糸も、ホコリの一部。小さなかけらが取れて、集まるとホコリになるのです。

ホコリがたまる理由

ホコリがたまる原理は、衣類などの繊維が擦れて毛羽立つと、それが抜けて空気中に浮遊し、空気の動きが小さくなると、ホコリのうち重いものが床にたまっていくことです。

ホコリがたまりやすい場所は、モノとモノの間にできる隅っこ。
ホコリは端へ端へと移動して隅にたまる性質があるからです。
また、人が動く場所には溜まらずに、通路の真ん中ではなく常に“角”に溜まっていきます。
空気の流れと一緒に移動してくるので、ファンが付いたパソコン内部なども溜まりやすくなるのです。

ホコリの成分

ホコリの成分は繊維が56%と過半数を占めており、次に多いのが土砂などの無機物で27%、次いで食物の3%などとなっています。

ここである疑問が浮かび上がってきます。
それは、ホコリの色。
ホコリの色はグレーですよね?

ホコリの成分は繊維が過半数を占めていると言いましたが、繊維は基本的には白色をしています。
洋服の繊維であれば、様々な色が含まれているので大げさに言ってしまえば、いくつかの色があってもおかしくはないと思いませんか?
それなのに、なぜグレーなのか?

ホコリの中には様々なものがあるため、それらの色が混ざり合ってグレーに見えてしまうのです。
色の三原色でもある青・赤・黄が合成されると、灰・黒色になるのと同じです。

ホコリをたまりにくくするには

ここまで、ホコリが溜まりやすい場所、なぜグレーなのかなどのホコリの正体については分かりました。
問題なのは、このホコリをどのようにして溜まりにくい部屋にするかということです。
意外と簡単な方法で“溜まりにくい部屋”にすることはできるようです。

ホコリの性質を利用する

まずはホコリの性質を利用します。
ホコリは“角”に溜まりやすいので、家具の配置をなるべく直線にして部屋に角を作らないようにする方法です。
家具の前面を揃えて直線を作る、家具以外のモノを床にじか置きしないだけでも、ホコリは溜まりにくくなります。

静電気を抑える

ホコリがたまらないようにするには、糸を舞い上げる静電気を抑えると効果があります。
例えば、柔軟剤を数滴たらした水を雑巾に含ませて水拭きするといいでしょう。
柔軟剤には静電気防止効果が含まれているので、ホコリがたまりにくくなります。

ホコリをなくすということは難しいことです。
なるべく“たまらない”部屋を作っていくと、ホコリを見つけた時のイライラの回数が減っていくのではないでしょうか。

【参考サイト】
どうしてほこりはでるの|科学なぜなぜ110番|学研サイエンスキッズ
http://kids.gakken.co.jp/kagaku/110ban/text/1593.html
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