自動車保険に特約は色々ありますが、最もお得感がある特約ではないでしょうか。この名称は秀逸だと思いますね。何故なら、補償内容が以下の通りだからです。

  • 運転者が、記名被保険者及びその配偶者、同居の親族、別居の未婚の子
  • 運転するバイクが、原動機付自転車、125cc以下のバイク
  • 賠償補償が対人・対物

自動車保険に加入している人の特権

家族が125cc以下のバイクを運転中に事故に遭った場合、バイクに任意保険をかけていなくても同等の補償が得られるということですね。ファミリーバイクとはよく考えたものです。さらに、人身傷害保険も適用されるタイプを選ぶことも可能です。もしもバイクに任意保険をかけると、かなり割高になってしまいますし、運転するバイクが友達から借りたものでも補償されるのですから、自動車保険に加入している人の特権といえるでしょう。

バイクの事故は多い

原付は16歳以上であれば免許の取得は可能です。ですから、自転車と同様に考えている方もいらっしゃると思います。順応性が高い十代は特にそうではないでしょうか。

ちなみに、地面に接している自動車のタイヤは大体ハガキ一枚分で、それが四つということになります。バイクは二つ。原付ならタイヤが細くなります。よく考えれば不安定ですよね。それで車道を走ると、自動車の陰に隠れてしまったり、風の影響を強く受けます。必然的に事故の確率は上がるというわけです。

もし、ご家族が通学や買い物に原付を利用されているなら、必ず組み込みたい特約ですね。

この点に注意したい

ファミリーバイク特約を原付特約と呼んでいる方もいます。この呼称はちょっとまぎらわしいものです。

確かに家族が原付を運転するということで契約している方が多いのですが、対象となるバイクが前述の125cc以下の排気量です。
原付のステレオタイプなイメージにスクーター型というものがあります。このことから、バイクに詳しくない方が「息子が原付を買った」とファミリーバイク特約を契約したところ、実は250ccのスクーター・バイクだったというケースがたまにあるようです。ファミリーバイク特約をこれから契約しようという場合は、利用するバイクの排気量を確認するようにしましょう。

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<ライター:森村仁

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