外出自粛が長引き、親子で運動不足になっているご家庭も多いと思います。今回は親子で一緒に楽しめる、室内でできる運動遊びをご紹介します。

「本気で運動したい!」親子向け

本気で運動したい親子向けの室内運動を紹介します。室内の物を片付けてある程度広いスペースを作り、ストレッチで体をほぐしてから行いましょう。

①座って鬼ごっこ

親子のどちらかが鬼役になり、鬼役が床に座って、その周囲をもう一人が逃げ回るという遊びです。鬼役はおしりを床につけたまま、体をひねったり回転させたりしながら相手を追いかけます。逃げる方は周囲をぐるぐる走り回ったり、しゃがんで避けたりする動作が必要です。逃げ回るスペースは大体2メートル四方くらいが目安ですが、体の大きさを考慮して自由に調整しましょう。本気でやるとかなり運動になります。

②腕曲げがまん

パパの筋トレにおすすめなのがこちらです。親子で向き合い、子供はひじを曲げた状態で力を入れてキープします。親はその状態の子供の両手首をつかんでゆっくり持ち上げ、親子でひじを曲げた状態をキープします。親が子供を下ろしてしまったり、子供が腕を伸ばしたら負けです。

③両足くぐり・飛び越しくぐり

親は足を伸ばして床に座ります。親が両足を上げてV字になったらその足の下を子供がくぐり抜けます。その後親が両足を下ろし、今度は子供がその足の上をジャンプして元の位置に戻ります。

これをブリッジで行う親子運動もあります。親が足を伸ばした状態で座っている足の上を子供がジャンプして飛び越えます。その後、親がブリッジをするので、その背の下を子供がくぐり抜ける、というものです。繰り返すことでかなり運動になります。

「遊び感覚で楽しみたい」親子向け

①風船遊び

風船を膨らませて、室内で下に落とさないようにポンポン叩いて遊びましょう。危なくないように室内を片付けてから行ってください。親子で楽しめますし、かなり運動になります。落とさずに何回続けられるか挑戦してみましょう。

風船がたくさん使えるなら、親子でいくつも膨らませて遊ぶのも良いでしょう。現在は自力で風船を膨らませられない子供が増えているといいます。口元の筋力が弱いためで、歯並びの悪化の原因にもなっています。風船を自分で膨らませられない子は、長い休みの間に何度も練習してみましょう。

②新聞紙で玉入れ

新聞紙をちぎって丸め、運動会の玉入れのようなことをして遊びましょう。投げる人と、受ける人に分かれ、受ける人はカゴなど持って玉が入るように動き回ります。ちょっと離れたところにわざと投げると面白いかもしれません。親子で交代しながら楽しみましょう。

③ジェスチャーゲーム

家族みんなで楽しめる遊びです。
お絵描き帳などに大きくマジックで「お題」を書き、それを見てジェスチャーで伝えるゲームです。「お題」は、「うさぎ」「釣り」「パプリカ」など、思いつくまま書きます。「お題」を作って出す人、ジェスチャーする人、そのジェスチャーがどんな意味か当てる人に分かれるため、少なくとも3人は必要です。1分間に何問クリアできるかチャレンジしてみましょう。

お子さんが小さくて文字が読めない場合は、「お題」を絵で描いたり、内容を簡単な分かりやすいものにするなど工夫してください。一生懸命になればなるほど体を動かすことになり、しかも家族全員で楽しめて大笑いできるのでおすすめです。兄弟姉妹一緒にでジェスチャーすると、各々表現の仕方が全く違っていておもしろいです。

楽しいのが一番

ちょっとした運動を毎日の生活の中に取り入れると、気持ちもすっきりし、ストレスの解消にも役立ちます。快適な睡眠にも繋がり、生活リズムを整えるのにも役立ちます。

今は大変な時期ですが、少しでも親子で楽しむ時間を作っていきましょう。

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