遊びたい盛りの子供たちにとって、長期にわたる外出自粛の生活はストレスです。しかし、感染リスクを避け、感染拡大の防止に貢献するためには外出自粛もやむを得ません。
今回は、子供たちと自宅で楽しく過ごす遊びなどを紹介します。
段ボールと新聞紙、牛乳パックで工作
せっかく時間があるので、今まで作ったこともないような大きなものを工作で作ってみましょう。
材料は自宅にあるものを使います。おすすめなのは段ボールの箱や新聞紙、牛乳パックなどです。その他、お菓子の箱やトイレットペーパーの芯なども良いでしょう。
我が家では、子供が入れる大きさの車を作りました。段ボールの箱を利用して組み合わせ、新聞紙や牛乳パックを貼り付けます。新聞紙は丸めると長くて堅い棒のようにもできるので便利です。ハンドルも、段ボールとトイレットペーパーの芯を組み合わせて回るように工夫したので子供が大喜びでした。
段ボールで小さなおうちを作るのも楽しいです。屋根もつけて、窓も作ります。自分だけの基地ができたようで子供は大喜びです。飾りつけをしたいなら、外側にカラフルなマジックで絵を描いたり、色紙を切ってペタペタ貼ると、自分だけの特別なおうちができあがります。
うちの子が喜んだのは、新聞紙をビリビリに手でちぎり、大量に作った紙きれを落ち葉のように思いっきり投げる遊びです。舞い散る新聞紙がふわふわ落ちてきて爽快です。子供同士で新聞紙を投げ合って遊んだり、思いっきり笑ってストレス発散にも良さそうでした。
オリジナルの「すごろく」を作る
家族で手作りの「すごろく」を作るのおすすめです。
親子で思い思いに好きなことを書き込んでいきます。ペンで書いてもいいし、カラフルな色紙を切って貼っていくのも楽しいです。絵もどんどん描き加えます。マスをめくって開けられるように工夫して「びっくりマス」を作るのも楽しいです。例えば、「スタートに戻る!」「ここに止まったら変顔する!」など。
きっと、そのおうちだけの特別な「すごろく」ができるでしょう。
料理を教えよう
休校中に子供たちの成長を感じたのは、子供たちが簡単な料理なら作れるようになったことです。小学生の娘たちは、休校が始まった当初、調理で火をつけるのも怖がるような様子でした。学校があるときは忙しくて、なかなか料理を教える時間がなかったのです。
しかし、休校中は3食、食事を作らなくてはなりません。そこで、親子で一緒に食事を作るようになりました。お米のとぎ方、みそ汁のだしの取り方、カレーの作り方、てんぷらの作り方……。野菜を切るときは危なくないよう見守ります。今では、娘たちだけでホットケーキを焼いたり、お米を炊いたり、ウインナーや目玉焼きを焼いたりしてくれます。お腹がすいたら、自分たちで何か作って食べるようになりました。
外出自粛が続いて大変ですが、子供たちにはできるだけ楽しい時間を作ってあげたいですね。