手帳が整頓されているということは、スケジュールが整理整頓されていて、時間管理がしっかりできているということです。
ミリオンセラー作家・野口悠紀雄さんの考案した手帳
大手出版社の講談社が発行しているビジネスマンに人気の「超」整理手帳。シリーズ累計150万人が利用しているというこの手帳は、15年以上にもわたって使い続けられているベストセラー手帳です。
「超」整理手帳が生まれるきっかけとなったのが、1994年にミリオンセラーとなった野口悠紀雄さんの「超」整理法です。これを読んだ当時のアスキー編集長が感動し、手帳の開発を野口さんに依頼したそうです。
ジャバラ式の一風変わった手帳という印象の「超」整理手帳ですが、8週間を一気に見渡せるという画期的な構成が、ビジネスマンに大好評。「手帳を白くしろ」というのが野口悠紀雄さんの手帳の理想だと言います。手帳を開いて、白くなっていたら埋めたくなるのが素人の考え方なんでしょうか…。
手帳を制する人は時間を制す?
手帳は日本の社会人なら一人一冊は持っていると言えるほど、必需品となっていますよね。現在は、スマホやケータイの普及で、手帳代わりにしている人も多いかもしれません。
でも、手帳やスケジュールカレンダーを持っていると、予定がない日があると何かで埋めたくなります。
また、手帳を使ってみようと思ったけど、結局使い方が分からずに放置している、なんていう人も多いかもしれません。
手帳を使いこなしている人は、手帳の中身がキレイで仕事もデキる!というのは、ビジネスマンの鉄則のようになっていますが、これはあながち嘘ではないと思います。
手帳は埋めていくものではなく、時間を管理するものと考えれば、忙しいときほど手帳を使うことでスケジュールを整理できるようになります。
逆に、手帳がごちゃごちゃで読みにくいという人は、時間の管理ができず、いつも「忙しい!」と言っているだけの人になってしまいます。
手帳をうまく利用して、余白を埋めるのではなく、時間の余白を見つけるために使ってみてはどうでしょうか。