便利屋サービスのゴミ処分とは、家庭ごみや生活ごみの引き取り処分をすることをいいます。
ゴミ処分料金の概要
ゴミの量や重さによって料金が見積もられることが多いようです。
料金見積の単位には、「袋数」「重量」「立米」「車両」などがあります。
袋数での料金計算は、ゴミ袋数(通常は45L)で見積もりをします。
重量での料金計算は、不用品の総重量で見積もりをします。
立米での料金計算は、不用品の体積で見積もりをします。
車両での料金計算は、トラックの大きさで見積もりをします。
その他費用として運搬出張費(料金目安2,000円〜3,000円程度)が掛かりますが、トラック車両での大量のゴミ処分などは運搬出張費込の料金の場合もあります。
大型の不用品や粗大ゴミがある場合は、品目ごとの回収料金が適用されるケースもあります。
こんな時に便利屋へゴミ処分の依頼ができます
- 部屋がゴミで溢れてしまった
- コンビニ弁当の空き容器と空き缶で台所が使えない
- ゴミの量が多くて、ゴミ集積場に出せない
- 大型ゴミがあり、重くて運べない
- 出張が重なり、ゴミ出しを数ヶ月していない
- ゴミの分別方法が分からず、大量のゴミを放置してしまった
ゴミ処分の金額目安と価格相場
- 袋数での料金:1袋 約300円〜
- 重量での料金:1Kg 約50〜200円
- 立米での料金:1立方メートル 約7,000〜15,000円
- 車両での料金:軽トラ〜4tトラック 約25,000〜300,000円
その他、ワンルームや部屋の大きさでのパック料金、トラックの大きさや台数でのパック料金などを設定している便利屋もあります。
ゴミ処分価格の具体例
26,000円(軽トラック満載のゴミ、大型家具が一点有り)
(※東京の便利屋の例)
ゴミ処分サービス例
- ゴミの分別
- ゴミの収集
- ゴミの廃棄処分
ゴミ処分を依頼する際の注意点
- 一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている便利屋に依頼すること
- 見積りは必ず取る。(複数)
- 作業の立ち会い(家財の破損防止、紛失・盗難防止)
ゴミ処分は許可が必要
不用品回収の欄でも書きましたが、ゴミ処分にあたっては様々な許可が必要なのです。
例えば、「ゴミ処理」に関しては「収集運搬業」「処理業」、また、「リサイクル」に関しては「古物商」の許可を持った人(会社)でなければ業として営むことができないのです。
もちろん、量の多い少ないに関係なく許可は必要ですから、もし、便利屋に不用品回収を依頼する場合は、必ず許可を持っているかを尋ねてください。
※詳しくは「便利屋の資格と保険について」をお読み下さい。
5分の仕事でも1時間の仕事でも料金は同じ?
例えばあなたがタンス1個廃棄したいと思い便利屋に問合せをすると、「出張費+収集運搬費+処分費がかかり、合計で8,000円位の料金がかかります」と言われました。
たかだかタンス1個にそんな金額はばからしいと考えて「そうだ、自治体の指定する場所まで運んでもらうだけなら安く上がるだろう」と考え、再度便利屋にその旨を伝えると「やはり8,000円」と答えが返ってきました。
処分するわけでもなし、所要時間もすぐ先のゴミステーションに運んでもらうだけのたったの4〜5分の仕事になぜ8,000円も取るのかと憤慨をして電話を切りかけたら便利屋からこんな説明がありました。
「自治体に粗大ゴミの収集依頼をすると、日時を指定されてしまう。したがってその指定日にあわせて人を確保しておかなければならない」
つまり、自治体が指定してきた日時に便利屋にとってもっとワリのいい仕事が入ったとしても必ずスタッフをタンスの運搬用に空けておかないといけないわけです。
自治体の指定してくる時間帯は大体午前9時ごろで、前日に持って行ってはいけないことになっていますから、タンス運びのスタッフは移動時間などを考えると午前の時間帯は他の仕事はできません。
つまり、スタッフ2人分×4時間=8時間の拘束となってしまうのです。
これは時間給1,000円です。
便利屋に仕事を依頼する時、頭においておかなければならないのは「労働時間」ではなく「拘束時間」であることをお忘れなく。