便利屋サービスの引越しとは、家具や道具などの家財を新しい家に移動することをいいます。
引越し料金の概要
引越しは部屋や家の広さなどによって価格は異なりますので、一般的に見積りを取っての決定となります。
また、簡単な引越しの手伝いなどは時間給制を取っている便利屋も多くあります。
こんな時に便利屋に引越しの依頼ができます。
- 単身赴任の引越し
- ワンルームの引越し
- 大家族の引越し
- 事務所や店舗の移転
- レイアウト換え
引越しの金額目安と価格相場
例えば、梱包をするかしないかなど、どこまでの作業を便利屋に頼むかによって価格は大きく変わります。
基本的には作業時間+車両費+出張費が料金となる場合が多いです。
時間給は地域によって違いますが、
2,500円〜4,000円/時間が相場です。
(都心部に近いほど価格は高くなります)
引越し価格の具体例
25,000円(単身引越し・1LDK・20km)
(※東京の便利屋の例)(便利屋スタッフ1名)
引越しサービス例
- 仕分け
- 梱包
- ハウスクリーニング
- 搬出、搬入
- 脱臭
- 害虫駆除
- <破損箇所のリフォーム
引越しを依頼する際の注意点
- 見積りを取る(できれば複数)
- 隣近所への挨拶(トラックや作業員が頻繁に出入りするため)
- 不用品やゴミの引き取りは可能か。(清掃の後は必ずゴミが出ます)
- 貴重品を置いておかない(紛失・盗難防止)
- 作業時の立ち会い(家財の破損防止、紛失・盗難防止、作業度合いの確認など)
- 作業後のチェック(家財の破損防止、紛失・盗難防止など)
必ず合い見積もりを
引越しの料金やサービスは、業者によって非常にマチマチです。
例えばダンボールひとつとっても、無料で大量に持ってきてくれる便利屋。そして引越し後にいらなくなったダンボールをすぐに回収してくれる便利屋など、ちょっとしたサービスで引っ越しがスムーズにいく場合がとても多くあります。
特に引越しは一生にそれほど多く体験するものではありませんから、依頼する方も要領を得ていません。
なるべく3社以上の見積りを取って、料金もさることながらどれ位のサービスをしてもらえるのかを細かに聞いておく必要があります。
引越し前後のハウスクリーニングも依頼すれば安く上がることも
一般的に便利屋は掃除や整理整頓などを日常的に仕事として行っていますので、引越し前後の家の清掃も依頼をすれば合計の料金が安くなる場合がとても多いです。
合い見積りを取る際に、ハウスクリーニングも含めた料金も聞いておくとよいでしょう。
便利屋の得意な引越し
街の便利屋のほとんどが「個人経営」で「軽トラック」程度の車を持っています。
したがって、一人か二人でこなせる仕事が精一杯です。
となると、便利屋が得意とする引越しは「小さな引越し(ワンルーム程度)」です。
それ以上になると大型車をどこかで調達してこなければなりませんから、引越し業者よりも高くついてしまいます。
逆に小さな引越しの場合は家具もそれほど大きい物はありませんから、日当+ガソリン代程度の料金で済むため、引越し専門業者に依頼するよりもかなり料金は安くなる場合が多いです。
あまり値切ると損をする
これは便利屋に限ったことではありませんが、引越しはナイーブな仕事です。
家具の破損はもとより、盗難や近所とのもめごとなども引越しにはつき物です。
あまり厳しく値切ってしまうと、経験のないスタッフを連れてきたり短時間で済ませようと仕事が雑になったりすることもままあります。
世間の相場程度の値段を提示してきたら、あまり厳しく値切らないのもかえって安全な引越しの保険と考えた方がいいでしょう。
引越しに強い便利屋を探すには?
一般的に引越しの専門業者に比べ便利屋の方が引越しの料金は安いです。
その理由は「引越しの専門家」でないからです。
例えば、荷物に対する保険に入っていない場合がある、あるいは梱包資材を持っていない場合があるなど、やはり引越し専門業者に比べ、サービスが劣る場合がほとんどです。
ただ、小さな引越しは便利屋の得意分野ですから、それらのサービスがなくともまずは無難にこなすはずです。
もし、高価な家具などがあって不安な場合には、電話やメールでの問合せの際にどれだけのサービスがあるかを聞いておくことが大切でしょう。