空き缶の再利用のしかたは数々ありますが、今回はその中でもキャンプに役立つグッズに変身させる方法をご紹介したいと思います。
飯ごうを持って行かなくても大丈夫
キャンプの必需品の一つである飯ごうですが、荷物が増えるのがいやな場合は持っていかなくても特に問題はありません。実は、ビールやお茶などの空き缶を利用すればご飯が炊けてしまうのです。
方法は次の通りです。
- アルミの350ミリリットル缶を用意します。これがちょうど1合炊きになります。
- 必ずプルタブを付けた状態のまま、缶の中をよく洗います。
- 1合の米を缶に入れて洗います。
- 米と同量の水を入れたら、針金などをプルタブのリングに通して、焚き火の上に渡した木から吊るします。アルミ缶は薄く焦げやすいので、火から離して吊るしましょう。
- 吹きこぼれが始まったら5分ほどそのままにし、さらに火から遠ざけてじっくり熱を通します。
- その後、2〜3分そのまま蒸らせばできあがりです。
缶切りなどで上部を切ればそのまま器になるので便利ですが、缶を持つ時は必ず軍手を使いましょう。
キャンドルランタン代わりにも
また、アルミの空き缶はキャンドルランタンの代わりにもなります。作り方は以下の通りです。
- 空き缶の側面にナイフで四角い窓を作り、ケガをしないように軍手をはめてから切り口を中に押し込んでおきます。
- 全体をアルミホイルで包み、中にロウソクを立てて火を灯せば完成です。
灯火中は缶全体が熱くなるので注意が必要です。
ケガや火傷には注意!
このように、空き缶があれば非常に便利なキャンプグッズが作れるわけなのですが、缶を切る時や、熱くなった状態で触る時などには取り扱いに十分注意してください。