きちんとお手入れしているつもりが、焦げ付くようになってきた…。そんなフライパンのお手入れ&復活方法です。
鉄、テフロン、セラミック?
鍋の材質によってお手入れ方法は異なります。
鉄は長持ち!
鉄製であれば、「錆びさせないこと」が大切です。そのためには、フライパンを水気にさらさないこと。
使う前に、お玉半分〜1杯分の油を入れて温め、全体に馴染ませてから調理をするようにし、料理が終わったら温かいうちにお湯と金たわしで洗います。
その後火にかけてフライパンを乾かし、水気が飛んだら最後にキッチンペーパーに含ませたサラダ油を全体(鍋の外側も)にぬっておきます。この作業を毎回することで、上手に使えば10年以上も長持ちするそうですよ。
それでも焦げ付く場合は、塩をひとつかみ入れて加熱。熱い状態のまま、湿らせて厚く折りたたんだ木綿の布巾でこすっていきます。10秒ほどこすったら塩を捨て、水で洗い流します。後は普段のお手入れのように火にかけ、油を全体に塗ります。
コーティングが大事!
テフロン・セラミック製は「加工」されたもの。
鉄などの上からフッ素樹脂などをコーティングしています。何らかの原因でそれがはがれれば効果は落ち、焦げ付きやすくなります。
コーティングされたプライパンの注意点としては、冷ましてから洗うこと。
熱いプライパンに冷水をかけると、急な温度変化でコーティングを痛めてしまいます。
調理後、まだ熱いうちは湿らせた布などで汚れを拭き取り、冷ましてから中性洗剤とスポンジで洗います。
空だきはコーティングを傷めることになるので、しません。
大切なのは汚れをしっかり落とすこと。残しておくと焦げ付きの原因にもなり、ヘラなどで無理に力を入れてこすればコーティングされた樹脂も剥がれてしまいます。
中華鍋は油でコーティングを作ってあげる、テフロンやセラミックはついた汚れをきれいに落として、コーティングが活きるようにしてあげるということですね。
2017/7/28更新:内容に誤りがあったため修正しました。
工夫次第でプライパンの蘇生も
こびりつきがひどくなったフライパンも、工夫次第で長く使うことができるようです。
<参考サイト:「長く使う事が出来るフライパンのお手入れ方法」より>
方法は、洗剤をつけずに金だわしで洗ってから、強火にかけ、煙が出てきたら火を止め、油を多くしみこませたキッチンペーパーで油をぬっていきます。それを再度火にかけて完成です。気に入ったフライパンがあり、手放すには惜しい場合は試してみてはいかがでしょうか。
【参考サイト】
・フライパンを初期化して焦げ付き癖を直す技 [毎日のお助けレシピ] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/74250/
・フライパンが1年ともちません。焦げ付きにくいというフライパンを買っていますが... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311589198
・長く使う事が出来るフライパンのお手入れ方法 | nanapi [ナナピ] http://nanapi.jp/73759/