子供の耳の疾患が増えています。
耳掃除を全くしないことや、逆に耳掃除が原因で怪我などのトラブルが起きているそうです。

子供の耳掃除はした方がいいのか?しないほうがいいのか?

正しい耳のケアの方法についてご紹介します。

耳掃除するリスク、しないリスク

文部科学省が2017年に実施した学校保健統計によると、「耳疾患」と診断された小学生が6.24%、中学生が4.48%、高校生が2.59%となっており、1900年に統計を取り始めて以来、過去最高となっているそうです。耳あかが外耳道を塞ぐ「耳垢栓塞」のになる子供たちが増えたことが原因と考えられています。

「耳垢栓塞」とは、耳あかが溜まりすぎて、耳の穴を塞いでしまった状態です。子供の場合、学校のプールの後などに耳あかが水を含んで膨張し、耳の穴を塞いでしまうことがあります。ひどくなると難聴や外耳道炎の原因になります。

近年、自宅で無理に耳掃除をしない方が良いと考える耳鼻科の医師が増え、子供の耳掃除をしない保護者が多くなってきたことが背景にあるようです。

事実、耳掃除にはリスクが伴います。国民生活センターなどに2010年4月~2015年12月、耳掃除中に怪我をしたという情報が178件寄せられています。救急搬送された4割が4歳以下の子供です。小さい子が急に動いたり、別のきょうだいがぶつかってきたりなどして鼓膜を破ったりする事故が起きています。

また、耳掃除をし過ぎて耳の中に傷ができ、それが原因で外耳炎になる人もいます。誤って耳あかを奥に押し込んでしまう場合もあります。

特に子供が小さいうちは、耳掃除中に起こり得るトラブルを考えると慎重にならざるを得ません。

正しい耳掃除のやり方

耳あかには耳の中を保護する大切な役割があります。外から異物の侵入や雑菌の繁殖を防いだり、敏感な外耳道の皮膚を保護したり、特有の匂いや苦みで虫の除けの効果まであるといいますから、全部取り除く必要はありません。

また、耳あかは、皮膚の表面にある毛の動きや、食事や会話の際に顎を動かすことで自然に奥から押し出されるようになっています。しかし、全く掃除をしないとやはり詰まってしまうことがあるので、月に1~2回ほど行いましょう。

耳あかには乾燥タイプと湿性タイプがありますが、湿性の耳あかや新陳代謝の良い子供、外耳道が狭い場合は耳あかが溜まりやすいため、定期的に耳掃除が必要です。

子供の耳掃除は綿棒を使います。周囲の安全を確認し、じっとしているように子供に言い聞かせます。汚れが見える部分だけそっと拭い取るようにしましょう。乾燥した耳あかの場合、綿棒にベビーオイルやワセリンなどをつけると取りやすくなります。耳の奥まで突っ込まないように気を付け、外耳道を傷つけることがないよう注意しましょう。

難しい場合は耳鼻科へ行こう

子供の耳あかは耳鼻科で取ってもらうことができます。特に子供が小さい場合やきょうだいがたくさんいて安全確保が難しい場合などは無理をせず、耳鼻科で取ってあげる方が安全です。

「耳垢栓塞」など耳あかが固まってしまっている場合は自宅で取り除くのは困難です。無理に取り除こうとすると痛みを伴います。耳鼻科で取り除いてもらいましょう。

耳あかの除去は保険適用で、耳の病気のチェックも行ってもらえます。子供の耳あかが溜まっているけれど掃除が難しいと思ったら、耳鼻科へ連れて行きましょう。

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