子供部屋の模様替えは、新しい生活に向けての第一歩。このときに不要品を処分することは、とても合理的なことです。気持ち良く新生活をスタートするためにできる、お片付けや模様替えのポイントをまとめました。

まず、物を減らそう

子供が成長し、家族の環境が変化すると、それに合わせて生活に必要なものはどんどん変化していきます。赤ちゃんが幼児になり、小学生、中学生へとなるにつれて、使わないものはどんどん増えていきます。例えば衣類や靴、おもちゃや絵本など、サイズが合わなくなったり、遊ばなくなったものはありませんか?

そのまま処分せずに持ち続けると、どんどん増え続けて収納場所がいっぱいになってしまったり、物が多すぎて必要なものが見つからないなんてことも起きてきます。

お子さんの進級や入学は物を処分する良いタイミングです。これから使う予定がないものは思い切って処分したり、リサイクルに出す、他人に譲るなどしてすっきりさせましょう。物が減った分だけ、楽に収納できるようになります。

子供が使いやすい収納を

子供部屋がいつも散らかっていてイライラしてしまう。子供に「片付けなさい!」と言ってもなかなか片付けようとしないから困る。そんな悩みを持っているお母さんは多いと思います。そんな時は、子供部屋の収納の仕方を考え直してみましょう。

特に小さなお子さんの場合、出し入れが面倒な収納だと片付けてくれません。

収納ボックスの高さは、子供の目の高さ以下にしましょう。目の高さより高い位置に収納しようとすると、子供はうまく収納できないからです。上のお子さんの物を高い位置に、下のお子さんの物を低い位置に置くなど、配慮が必要です。文字が分かるようになったら分類別にケースにシールを貼るのもおすすめです。小さいお子さんには色分けでシールを貼るのも良いでしょう。とにかく、何をどこに入れるか、子供から見て分かりやすくするのがコツです。

中身が見えない蓋つきの収納は小さなお子さん向きではありません。蓋のないボックスやケースなど、中身が見えてすぐに取り出せる収納がおすすめです。

特に小さなお子さんの場合、取り出し易さが重要になります。収納スペースに奥行きがあっても、前後にあまり物を置くと取り出しにくくなってしまいます。奥にある物が取り出しにくいので遊ばなくなったりしたら、もったいないことです。

取り出しにくいということは、片付けもしにくい収納ということです。子供目線で考え、子供が使いやすい収納を目指しましょう。そうすることで、お片付けもやりやすくなります。

子供が自分で片付けられる部屋を目指そう

成長とともに、子供は自分で片付けられる範囲が広がっていきます。2〜3歳まではボックスにおもちゃを入れるだけだったのが、4〜5歳になると自分の洋服をたたんでタンスに入れたりできるようになってきます。
子供の成長に合わせて収納の方法をステップアップしていくことが、自分で片付けられる子供を育てることに繋がります。

例えば、子供たちがリビングで読む機会が多い絵本は、子供が小さいうちはリビングに収納しておきます。子供たちが成長して「自分で出して片付ける」という習慣がついたら、子供部屋へ移動して収納するようにする方が無理がありません。最初からハードルを高くせず、子供の成長に合わせて少しずつステップアップしていくのがコツです。

子供たちのために新しい収納家具を買おうと思ったら、すぐに購入せず、できるだけ今ある物を利用するようにしましょう。例えば不要品を処分・整理してスペースを作り、今ある棚を利用することもできるでしょう。物が増えればその分片付けに手間取り、スペースも減ることを意識しておくことが大切です。

それでもやはり収納家具が必要なら、子供たちが自分で片付けられるか様子を見て、大丈夫と確認できてからでも購入は遅くありません。

【参考文献】
※子育て情報誌『くまにちキャロット』「楽しく実践!子育て世代の片づけ術」2016.Vol.102
※くまにちあれんじ2016年3月19日「新生活を前にお部屋の模様替え」
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