子供のおもちゃは種類も多く、次々と新しい製品が発売されています。安全性に考慮した「STマーク」の表示があるものもあれば、何かの景品だったり、雑貨店で気軽に売られていて、小さな子供が扱うには不安なものも色々あります。

子供がおもちゃで安全に遊ぶために、大人にできることは何でしょうか?

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おもちゃを選ぶときのチェックポイント

まず大人が手に取って、おもちゃの安全性を確認しましょう。尖っている部分や、子供の小さな指が挟まれるような部分がないかチェックします。
日本のおもちゃ業界の自主基準「玩具安全基準」に合格したことを表す「STマーク」などもありますので、参考にしましょう。注意書きや説明書があるなら、保護者が目を通して子供に分かりやすく使い方を教えてあげましょう。

おもちゃの事故で一番多いのは、おもちゃを口に入れて飲み込んでしまう事故です。赤ちゃんや1〜2歳の幼児はもちろん、4、5歳の子供でもビー玉やビーズ、小さなブロックを飲み込んでしまう事故が起きています。また、幼児で多いのがビー玉などの小さなものを鼻に入れて取れなくなるという事故です。子供の普段の様子を見て、口や鼻に物を入れるようなら、小さなおもちゃや小さな部品がついているおもちゃを選ばないようにしましょう。

子供が大好きなおもちゃの代表にぬいぐるみがありますが、特にお気に入りになればなるほど、抱っこしたり連れ歩いたりして汚れてしまいます。ぬいぐるみは「丸洗いできる」とはっきり表示してあるものを選びましょう。
誤飲の危険性があるので、鼻や目などの取り付け部分が簡単に取れないかもチェックします。羽毛が抜けやすいものは子供向きではありません。動物のぬいぐるみなどにヒゲがついている場合は、抱っこしたときに目をついて痛める恐れがないか注意が必要です。子供が抱っこしやすく、持ち運びしやすいサイズがおすすめです。

おもちゃの定期点検を

例えば3か月に一度など、今あるおもちゃを定期点検して手入れすることも重要です。
壊れているものはないか、汚れているものはないかチェックしましょう。
壊れたり割れたりして怪我をするような恐れがあるものは、子供と相談して処分することも必要です。
汚れているぬいぐるみは定期的に洗濯し、時々日光に当ててほこりを払いましょう。
ぬいぐるみの鼻が取れたなど、簡単に修理できるものは修理してあげると、子供は物を大切にすることを覚えます。

楽しく遊べる環境作り

子供が楽しく遊べる環境を作ってあげることも大切です。子供は視野が狭く、夢中になると足元が見えていないことがしばしばあります。転んでテーブルの角にぶつかったり、ガラス戸を割ったりすることがないように、子供が安全に遊べるスペースを確保してあげましょう。散らかったおもちゃでつまずいたりしないように、大人の気配りも必要です。

たくさんあるおもちゃを全部出していると、子供が同じ内容に飽きて遊ばなくなることがあります。そんなときはおもちゃを整理して、おもちゃ箱の内容を部分的に入れ替えてみましょう。
しばらくしまっておいて久しぶりに出すと、子供はまた新鮮な気持ちで楽しく遊んだりします。ちょっとした工夫と変化を取り入れながら、子供が楽しく遊べるように気配りしてあげましょう。

【参考文献】
※『よい「おもちゃ」とはどんなもの?』永田桂子/著、チャイルド本社、2007年
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