ビニールクロスの掃除法は？

2013年5月21日 2014年5月19日

クロスの掃除では、洗剤と壁紙との相性が悪い場合があるため、目立たない場所で洗剤を試してから使いましょう。
また、クロスの素材が紙や布、砂などの場合はビニールクロスと同じ方法で掃除をすると、色落ちや傷みの原因となるため、注意してください。
まずは表面のホコリを掃除機を使って吸い取っていきます。掃除機の吸い取り口にきれいなタオルを当て、覆ったものでクロスの表面を掃除していくとよいでしょう。これだけでもだいぶ汚れが取れます。

洗剤を使う場合は、マジックリンなどのアルカリ性洗剤をスプレーしたり、家庭用中性洗剤と水を５：１００で薄めたものを雑巾に浸して固く絞ったものでクロスの表面をたたくように洗剤液を塗布していきます。
そのまま数分置いたり、水でぬらした亀の子たわしやメラミンスポンジ、溝やくぼみには歯ブラシなどを使って、円を描くように汚れをかきだしていきます。

汚れがかきだされ、クロスの表面に小さな泡がたったら、ぬるま湯に浸して絞ったきれいな雑巾で洗剤をふきとっていきます。
こすったりふいたりする際はごしごしと力を入れないで、軽いタッチで行いましょう。
汚れの原因によって洗剤を変えることもできます。

ホコリやすすなどの黒いもやっとした薄汚れには、水で練ったクリームクレンザーを。クレヨンや油性マジックには住居用弱アルカリ洗剤とクリームクレンザーを混ぜたものを。
油性ボールペンはエタノールやクリームクレンザーで。
クロスが白であればキッチンハイターなどの塩素系の漂白剤を水で薄めた物で軽くこすったものも有効です。５〜１０分放置したあと水ぶきしましょう。
どの場合も、最後は水ぶきでしっかり洗剤を落としましょう。