基本の動きは「水拭きをして汚れを取り、から拭きで表面についた水滴を取る。」です。
水拭きには洗剤として、お風呂用の中性洗剤や、お酢、クエン酸など酸性の物を使います。
どれも100円ショップやドラッグストアなどで手に入れることができます。
霧吹きで吹き付けたり、スポンジの柔らかい面や布にしみこませて蛇口周りや鏡、台などを磨きましょう。最後に水で洗い流します。
歯磨き粉や石けんなどの日常の汚れは水でもじゅうぶんに落ちるため、水拭き用の布巾を準備して、日頃から汚れたら拭く習慣をつけておくと良いでしょう。
細かい部分や凹凸のあるところは、古くなった歯ブラシを使ってこすり洗いをします。
オーバーフロー(洗面器の横壁に付いている穴)や排水溝の中もこれで洗うことができます。排水溝は、髪の毛や汚れを取り除いてから洗いましょう。
それでも取れない汚れ(黒ずみ、黄ばみ)は漂白効果のある塩素系の洗剤やクレンザーを使いましょう。
注意しなければならないのは、酸性のものと塩素系の物は絶対に混ぜて使わないこと。有毒ガスを発生する場合があるからです。使う場合も、どちらかを使ったら完全に水で流してからもう一方を使います。
から拭きの際は、乾いた布を使います。雑巾や使い古しの布巾やタオル、ハンドタオルなどが良いでしょう。仕上げにから拭きをして水滴を取ることで、カビや水垢の防止になります。ゴム手袋をするのも忘れずに。