タンスの中はごちゃごちゃになりがち。せっかくきれいに畳んで入れたのに、なぜか使いにくい…。それには、どうやらちょっとしたコツがあったみたいです。タンスの収納術で、使いやすいタンスに変身しましょう!
タンス収納は、たたみ方と仕切り方でぐっと便利になる!
タンスの中の衣類は、どのようなたたみ方になっているでしょうか?タンスの中の衣類を収納するポイントは4つあります。
- 四角くたたんで立てる
- 丸めて立てる
- 引き出しの高さに合わせる
- 箱などで仕切る
「1.四角くたたんで立てる」「2.丸めて立てる」ですが、服は袖を内側に畳み、長方形になるようにします。半分〜三つ折りにするか、丸めることで、立てて仕舞いやすくします。
本棚に本を入れる感覚で、引き出しの中に仕舞っていきましょう。引き出しを開けたときに一目で中の物が見渡せるのが理想です。
重ねずに、立てて並べるか、少しずらして重ねるようにします。下から上にどんどん重ねてしまうと、下の物が見えなくなってしまうのでNGです。また、子供服など、柄やワンポイントがある服は、表を外側にして畳むようにすると、仕舞った時に柄が見えてどの服か分かるので便利です。
「3.引き出しの高さに合わせる」ですが、四角く畳んで立てたときや、丸めて立てた時の高さを引き出しの高さに揃えるとキレイです。
「4.箱などで仕切る」は立てた衣類を倒れないようにするほか、種類や色ごとに分ける目的があります。種類や色で分けると取り出しやすいだけでなく、見た目もとても美しくなります。
箱や書類ケースプラスチックの間仕切りで仕切りましょう。お菓子の箱なども使いやすいのでオススメです。
デッドスペースを作らない
引き出しの中に衣類を仕舞うとき、衣類と衣類の隙間「デッドスペース」を作らないようにすると良いでしょう。立てたときにも倒れたりしませんし、多く収納できます。
仕切る箱などは、パズルをはめるように、引き出しの中で組み合わせます。立てた服は並べ、スペースに余裕があるときは、ずらすようにして倒し、全部の服が見えるようにします。
巻物、ネクタイ類は丸めて収納しましょう。丸いケースで仕切るとつぶれません。
引き出しごとに置く服を決める
引き出しごとに置く服を決めると、着た衣服が選びやすく、お子さんにもオススメです。
例えば、引き出しが5段あるとして、一番下はパジャマ、4段目がよそ行きの服、3段目がカーディガンやパーカーなどの羽織る物やズボン、パンツ類、2段目がインナーや薄手の服、一番上が下着など。
よく着る服は手前に置きましょう。
どうしても奥の服が取りづらくなってしまうので、時々奥と手前を交換すると上手にローテーションできます。
さらに、私も実践しているのですが、色で分けると本当に便利。
並んだ服がグラデーションになってキレイですし、コーディネートもしやすくなりますよ。
引き出しをラベリングしたら開けなくても中身が分かる!
たくさんの服を収納できても、中に何が入っているか分からないと何度も引き出しを開けて面倒です。
引き出しの隅っこにラベリングをしておくと、引き出しを開けなくても中の服が見えるので分かりやすくなります。剥がすときも跡が残りにくい、マスキングテープでラベリングしましょう。何が入ってるかを油性ペンで書いておきます。
まとめ
タンスの収納は、次の4つがポイントです。
- 四角くたたんで立てる
- 丸めて立てる
- 引き出しの高さに合わせる
- 箱などで仕切る
デッドスペースを作らないように、きっちりと詰めていくと衣類が倒れることなくキレイに収納できます。引き出しごとに置く服を決めるのも良いでしょう。
例えば引き出しが5段あるとして、「一番下はパジャマ、4段目がよそ行きの服、3段目がカーディガンやパーカーなどの羽織る物やズボン、パンツ類、2段目がインナーや薄手の服、一番上が下着」など服によって分けると取り出しやすく仕舞いやすいので、お子さんにもオススメです。