要るモノと要らないモノの判断のつけ方や処分方法が今ひとつよく分からないせいで、片付けという作業自体がすごく難しいことのように思えてつい億劫になってしまうこともあると思います。
そこで、モチベーションの上げ方、仕分け方、手放し方のコツについて考えてみます。
分かりやすいこと、できることから
モチベーションを上げるためには、これはどこからどう見てもゴミ、というような分かりやすいモノから手をつけることが第一歩です。
そして、片付けのために時間を割くのではなく、今使える時間でできる場所だけに限定して片付けを行うというのを少しずつ継続していけば、時間はかかっても確実に片付いていきます。
成果が見えやすいという点で、普段よく目につくところから始めていくというのもおすすめです。
仕分けのステップ
仕分け方にも段階があり、「要るか・要らないか」「ふさわしいか・ふさわしくないか」「心地いいか・心地よくないか」の順に絞り込んでいった結果残ったモノこそが本当に必要なモノと言えます。
ただ、普段使わなくても不測の事態に必要になるモノはとっておかなければならないし、逆に普段使うモノであっても住居や収納スペースに見合っていないモノは再度絞り込む必要があります。
手放す時は謙虚な気持ちで
手放す方法としては、捨てる・譲る・売る・寄付・リサイクル・リメイクなどがありますが、それぞれのメリットやデメリット、マナーなどを予め理解しておき、人に譲ったり売ったりする際は「もらってもらう」という謙虚な姿勢でいることが大切です。
やり方がはっきりすれば動き出せる
このように一連の作業が明確になってくれば、片付けのイメージもよりはっきりして、片付いた後の部屋や自分自身を想像する余裕も生まれます。
重かった腰もほんの何センチかは上がるのではないでしょうか。