毎日使う歯磨き粉ですが、いざ使ってみて自分の好みに合わないモノであった場合、そのまま捨ててしまうのはなんとなく気が引けるものです。
そこで、本来の歯磨きとは別の用途で使い切る方法をご紹介します。
ズックの白さを取り戻す
学校などで指定されている白いズックは、使っていくうちにだんだん汚れが落ちにくくなってきます。しかし、歯磨き粉を塗るだけで白さを再び取り戻すことができるのです。
方法は以下の通りです。
- 通常通りに洗ってから、歯磨き粉を指に付けて薄く全体に塗ります。
- そのまま乾かし、ブラシなどで余分な粉を落とします。
- 乾くと、新品のように真っ白になります。
歯磨き粉は、チューブの最後に残った分を使ってもいいし、ブラシも使い古しの歯ブラシで十分です。歯磨き粉のにおいもほとんど残りません。ただし、色つきのモノやにおいの強いモノは避けたほうがいいでしょう。
さらに、汚れの付着を予防したい時には、洗ってよく乾かした後で靴の布目にベビーパウダーをはたき込んでおけば、パウダーのコーティングにより、洗う時汚れを落ちやすくすることができます。
グラスの汚れや金属製品のくもりの除去にも
その他にも、歯ブラシと歯磨き粉の組み合わせで、細かいガラス細工のあるカットグラスの目地にたまった汚れを取り、新品同様の輝きを取り戻すことができます。
また、乾いた布に歯磨き粉を取って、スプーンやフォークといったカトラリー類や金属製品のくもってしまった部分を拭けば、元の輝きが戻ります。
歯磨き粉は、粒子がとても細かいので、磨き剤として最適なのです。
こまめなお手入れで長く大切に
汚れやくもりを取るだけでも、モノの見栄えは驚くほど変わります。長く大切に使うためにも、モノのお手入れはこまめに行いましょう。