洗濯はほぼ毎日行われる家事の一つです。しかも、家族の人数が多いと洗濯の手間も洗剤の使用量も増えるので、時間はかかるし、家計だけでなく環境への影響も気になります。
洗剤を使わずに洗う方法
そこで、まずは洗剤を一切使わないで洗濯をする方法をご紹介します。
手順は以下の通りです。
- 長さ5センチほどの備長炭を2〜3本を、俗にプチプチと呼ばれているエアーフィルムで包み、使わなくなった古い靴下に入れます。
- さらにこれを別の靴下で包み、洗濯物と一緒に洗濯機に入れます。
- 塩をひとつまみ入れて、洗濯機を回します。すすぎは一度だけで十分です。
さらに、柔軟剤の代わりに、酢を5ccほど入れれば、洗濯物がフワフワになるだけでなく、虫も寄りつかなくなります。
エアーフィルムがない場合は、発泡スチロールのトレイでも大丈夫です。要は、水に浮けばいいのです。
手もみ洗いをしなくて済む方法
次は、手でもみ洗いをする手間を省く方法のご紹介です。
最近はもうほとんど使われていないのかもしれませんが、子供が小さいころ遊んでいたビー玉がまだ引き出しの奥などに入っていたら、靴下を洗う時に5〜6個中に入れて洗えば、玉どうしがぶつかって、もみ洗い効果が出ます。
洗濯機の遠心力でビー玉がつま先のほうに集まるので、靴下の口の部分を輪ゴムなどで留めておく必要はありません。
環境に優しくお金もかからない
洗剤の代わりに、炭・塩・酢といった自然のモノだけを使って洗濯物がきれいになるなら、環境のためにもそれに越したことはありません。
しかも、使い古しの靴下や現役の靴下をそのまま使ったり、子供の頃使ったきり出番のないビー玉を再利用したりと、お金をかけずに済むのも、取り組みやすいポイントです。