幼稚園は文部科学省が管轄する教育施設で、主に3歳から小学校入学前までの幼児を対象としています。

通園義務はありませんが、多くの親御さんがお子さんを幼稚園や保育園、あるいは他の何らかの保育施設に預けたいと望んでいます。

ここでは、幼稚園選びのポイントや入園前の準備についてご紹介します。

情報集めを始めよう

幼稚園の願書配布、申込み受付は10〜11月が一般的ですが、情報集めはもっと早い段階から始めたいものです。

同じ地域に知り合いの先輩ママがいるなら、遠慮なく話を聞いてみましょう。実際に幼稚園に足を運んで見学してみるのも重要です。子供達が活動している時間帯に見学させてもらうと、園の雰囲気や子供たちの様子がよく分かります。

幼稚園の中には、月に何度か未就園児の会を行っていたり、一般の人が参加できる行事を催しているところもあります。機会があれば参加してみましょう。

未就園児の会とは、まだ幼稚園に通っていない子供たちを対象とした集まりで、父母も一緒に参加できます。七夕や運動会、工作などを体験できるので、子供達には楽しいイベントです。いずれその幼稚園に通うつもりなら、子供がその幼稚園に慣れるための良い機会になります。

幼稚園選びのチェックポイント

幼稚園には私立と公立があります。一般的には公立の方が保育料が安くなるようです。公立は幼稚園教育要領に基づいてカリキュラムが決められていますが、私立はそれぞれの園で教育方針が異なります。私立を選ぶときはそれぞれの園の教育方針を確認しましょう。英会話や文字を教えたり、スイミングや音楽を取り入れている幼稚園もあります。

私立の中には、仕事をしている保護者を対象に遅くまで預かり保育を実施しているところもあります。何時まで預かってもらえるのかも確認しておきましょう。自宅から幼稚園までの距離、交通手段などもしっかりチェックしましょう。車で送迎ができないなら、送迎バスがある幼稚園を選ぶ必要があります。

その他、お弁当持参か給食かも気になるところです。月に1回、または週に1回だけお弁当持参という園もあります。子供にとって良い幼稚園を選ぶことが一番ですが、保育料や送迎手段など、保護者の負担も考えて、総合的により良い園を選びましょう。

入園前に済ませておきたいこと

幼稚園では集団生活が始まりますので、おたふくや水ぼうそうなどの予防接種を済ませておくと安心です。できれば入園前にトイレトレーニングを終わらせておくことが理想ですが、入園前に慌てる必要がないよう、少しずつ練習しておきましょう。

同い年の子と遊ぶようになるのですから、時々は喧嘩も起きるものだと思っておきましょう。ただし、基本的なルールを教えておくのは大切です。相手を叩かない。順番を守る。おもちゃを貸してほしいときは「貸して」ときちんと言葉で伝える。公園で他の子供達と遊ぶときに、少しずつ練習しておきましょう。

【参考サイト】
『困ったときに頼りになる安心子育てブック 0歳〜3歳のはじめての育児』宮野孝一=監修、ナツメ社、2002年
スポンサーリンク

お読みいただきありがとうございます。もしよろしければ、シェアをお願いいたします。

巣ごもりに栄養を!
ヨシケイのミールキット

栄養士の献立を簡単レシピでお届け!

【選べる4つのミールキット】 1食あたり300円で栄養バランスもお墨付きです。

無駄な食材なし! 危険な買い出しにいく必要なし!

感染防止に、免疫力を強化して乗り切ろう。