片付けられない女」や「汚部屋」、「ゴミ屋敷」という言葉が使われ始め、そういった人たちに注目が集まるようになってずいぶん経ちますが、メディアに取り上げられるのはほとんど国内のケースばかりで、不思議と海外の人はまず登場しません。

欧米の家のイメージ

確かに、特に欧米などでは家の中が常にきっちりと片付いているというイメージがあり、実際に筆者自身も海外で汚部屋に遭遇したことは一度もありません。

もちろん、海外でも片付け下手な人がいて汚部屋もあることと思います。たいていの人は来客があれば多少の掃除や片付けはするものなので、メディアは彼らの本来の姿までは映し出していないのかもしれません。
それでも、どう見ても日本の家よりこざっぱりと、しかもオシャレに片付いているのはなぜなのでしょうか。

モノが増えないコツ

大きな理由としては、インテリアのセンス、家の構造や大きさ、部屋数などの違いが挙げられると思いますが、さらに具体例を挙げると、欧米では家具は良いモノを買って長く使うのが普通であり、キャパシティ以上のモノを買わない、よく吟味してから買うなど、慎重な買い物をしています。

それに、料理のレパートリーが少なく外食の機会も多いので、調理器具や食器もそれほど多くは必要としないのです。和・洋・中と幅広く作る日本のキッチンにモノが溢れるのも無理もない話です。

また、向こうでは基本的に床にはモノを置かないというのも、常にきれいに片付いて見える理由かと思います。

あくまでもヒントとして

とは言っても、これらの差は文化の違いでもあり、どちらが正しいという問題ではありません。あくまでも、きれいに片付いた部屋を保つお手本として参考にする程度でいいと思います。

参考サイト
どうして欧米人の家は片付いているのですか? : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0513/239456.htm

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