カーテンには様々な種類や効果があり、適当に選んでしまうと、その部屋に合わなかったり、十分な効果が発揮できないこともあります。カーテンを選ぶ時は、色や柄と合わせて、機能や効果なども、もっとじっくり選びましょう。

カーテンの役割

意外と知られていないカーテンの役割。
カーテンの役割はとっても多く、知らないと損をしてしまうかも!?
では、カーテンの代表的な役割をみていきましょう。

防犯効果

カーテンの役割として、あまり知られていないのが「防犯効果」です。
遮光カーテンの場合、特に夜には、電気がついているのか、消えているのかが外から分からなくなり、留守であるかどうかが判別できなくなります。

また、レースのカーテンを付けると、昼間の防犯対策にもなります。
厚手のカーテンを閉め切って外出すると、留守だと悟られる場合があるからです。
さらに、女性の一人暮らしの場合、防犯対策を高めるには、地味な柄や色を選ぶと良いでしょう。
そうすることで、女性が住んでいるとバレません。

部屋の印象を変える

カーテンは、季節や気分に応じて付け替えることで、部屋の印象を大きく変えることができます。
柄を大きいものにすると部屋のアクセントになりますし、部屋の色と合わせることで部屋が広く感じられるようになります。
また、たてじま模様は縦のラインを強調するので、天井を高く見せたい場合に効果的です。

カーテンで工夫しよう

カーテンで大きく印象が変わるのが「色」です。

例えば、「赤色」のカーテンは興奮神経を刺激し、体温の上昇や気分を高揚させる効果があります。
また、「青色」のカーテンは逆に、興奮した神経を静める効果があります。
「オレンジ色」のカーテンは精神的な緊張を和らげたり、胃腸の働きを活発にしたりする効果があります。

目的別に合わせて部屋のカーテンを変えていくといいでしょう。
もし、カーテンの色で悩んでいるなら、よほど赤い色が好きな人でない限り、寝室は赤色のカーテンを避けるべきでしょう。寝るための部屋なのに、興奮神経を刺激させるのは良くありませんからね。

高機能

暑い、寒い、まぶしいなど、部屋の問題点を解決してくれる、高い機能を持つカーテンがあります。

遮熱カーテン

夏は外の熱が室内に伝わりにくく、冬は室内の暖気を外に逃がしにくくするカーテンです。

遮光カーテン

フローリングや畳の焼けを防ぐことができるカーテンです。
西向きの部屋には効果的です。

遮音・防音カーテン

カーテン生地の裏面に樹脂をコーティングしてあるので、音の侵入を防ぐことができるカーテンです。

花粉対策カーテン

花粉症で悩んでいる人に嬉しいカーテンです。特殊な粘着性の薬剤が塗布されているため、再飛散しないので部屋の空気をキレイに保つもことができます。

サイズはなるべく正確に

サイズ選びは非常に重要です。
気にしない人は、窓が隠れていればいいと思ってしまうかもしれませんが、丈が短いとカーテンの下から冷気が出て、冬は部屋が寒くなってしまいます。
丈が長すぎても、床を引きずってホコリが溜まりやすくなってしまいます。

カーテンはきちんと合ったサイズを付けるのが一番なのです。
既製品でピッタリの大きさの物がない場合には、最近では、オーダーメイドのカーテンも安く手に入るので、検討してみましょう。

【参考サイト】
暮らしのヒント | カーテン ブラインド | インテリア・家具が通販できる専門店アテーナ
http://www.komeri.com/hc/athena/hints/cur_bli_02.html
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