そろそろ、年末の大掃除のことが頭の中に浮かんでくる時期になりました。
「大掃除、しないとなぁ〜!!」と思うだけでも、少し憂鬱な気分になりますね。
忙しい年末に大掃除をするのは、かなりの重労働です。
今から一ケ所ずつ小掃除を積み重ねて、年末までに大掃除を終わらせてしまいましょう。
小掃除を始める前の心構えは、二つです。
- 一ケ所1時間を目安に終わらせる
- 完璧を目指さない、汚れが80%落ちればOK
頑張りすぎない・・・が小掃除を続けるコツです。
冷蔵庫掃除の第一歩はエコ料理で食材を使い切る事から
冷蔵庫の掃除でよく紹介されているのが、中の物をすべて出して、棚やドアポケットを外して洗う方法です。しかしこの掃除法は、すごく手間が掛かる上に疲れます。
そこで私が試した、手軽にできて簡単で、しかもエコにもなる掃除方法をご紹介します。
まずは、いま冷蔵庫に入っている食材を使い切ってしまう事です。
鍋料理やチャーハン・カレーライスなどは、余った食材を使い切るのに最適です。
食材を使ってスペースが空いたら、小まめにフキンで水拭きをします。
この作業を繰り返していきましょう。
食材を殆ど使い終わったら、冷蔵庫内全体をアルコール除菌スプレーで拭き上げて完了です。
しかし、ドアポケットだけは取りはずして洗う方法がいいでしょう。牛乳などの液ダレで汚れていると、水拭きだけでは落としにくいものです。
ドアポケットを一段ずつ外して中性洗剤で洗い、乾いた布で拭いてから戻していきます。一段ずつ掃除すると、時間も手間も思ったほど掛からないのでオススメです。
食材を使い切りエコ、気が付けば冷蔵庫内がピカピカになっている!
一石二鳥の冷蔵庫掃除方法です。
換気扇はつけ置きで汚れを浮かしてから
ベタベタ油汚れの換気扇、出来るだけ触りたくないですよね。
油汚れはつけ置きで浮かしてから掃除をしましょう。
換気扇のクリーニングは、次の5ステップ。
- 台所のシンクに段ボール箱を置き、中に45Lのポリ袋を入れて広げる
- 袋の中にお湯(40度くらい)を入れ、重層を溶かす(目安、10Lに対し1カップ)
- 換気扇の羽・フィルターなど、外した部品をつけ置きする(約30分)
- 汚れが浮いてきたら、古い歯ブラシとスポンジを使って磨き、汚れを落として水洗いする
- 大まかに水けを切って、乾いた布で丁寧に拭く
つけ置きをしている間に、換気扇のフードや本体を掃除してしまえば時間短縮です。
しかし、油汚れは水拭きだけでは落ちません。
ここはちょっと面倒でも、レンジ回り専用の洗剤を使って拭きましょう。スプレータイプの洗剤なら、直接スプレーして二度拭きをすればいいだけなので手軽です。
もし、油汚れが固まりすぎてスプレー洗剤で落ちない場合は、不要になったプラスチックのカードで削ぎ落とすと汚れがとれます。
本体を傷つけないように、擦りすぎには注意して下さい。
換気扇が綺麗になったところで、ついでにシンクも磨きます。
- 先に使ったスポンジにクリームクレンザーをつけて、クルクルと優しくシンク全体を磨く
- 水道の蛇口もクレンザーで磨く
- 水洗いをしてクレンザーを落とし、水気を綺麗に拭き取る
- 最後にスポンジで排水溝を洗ってから、スポンジを捨てる
シンクと蛇口がピカピカに光って、掃除をしたという充実感が味わえます。
このつけ置き洗いは、五徳の付いたガスコンロにも応用できるので試してみてはいかがでしょうか?
お風呂掃除は天井が肝心
浴室の掃除で肝心な場所は、天井です。
お風呂のカビ菌の多くは天井部分に潜んでいるので、天井を消毒するとカビの発生を抑えられるからです。
しかし手の届きにくい天井・・・、手軽に掃除をするにはクイックルワイパーが便利です。
- クイックルワイパーのシートにアルコール除菌スプレーを吹き付ける
- 天井全体をていねいに拭いていく
簡単な方法ですが、天井に残った水分もふき取ることができて効果はバツグンです。
ユニットバスの場合、この後の掃除はメラミンスポンジが効果的です。
スポンジに水を含ませて壁面から洗面器などの小物まで、すべてを磨きます。
「えっ!それだけ?」と思われるかもしれませんが、軽いカビ汚れや水垢なら、これで十分綺麗になります。
ただ残念ながら、黒くなった頑固なカビは落ちません。
その場合は、カビキラーを使って集中的にカビ退治をする方法がいいかもしれませんね。
窓の拭き掃除は下から上へ
窓の掃除をするなら、穏やかな晴天の日が良いでしょう。
まず、面積が広くて億劫な窓ガラスの拭き掃除から始めます。
用意するのは、ゆるく絞った雑巾&乾いた雑巾です。
- ゆるく絞った雑巾で窓ガラスの外側を拭く
- 続けて、下から上にコの字を描くように拭く
仕上げに乾いた雑巾で丁寧に、から拭きをします。
ゆるく絞った雑巾で汚れを浮かせた後に、乾いた雑巾でから拭きをするという方法ですが、これで窓ガラスはピカピカになります。
次に、サッシの溝も忘れずに掃除しましょう。
- 最初に溝のゴミや埃を掃除機で吸い取る
- 絞った雑巾を割り箸に巻き付けて、溝を拭いていく
簡単ですね。
溝のゴミを取っておくと、窓の開閉がスムーズに出来て気持ちがいいものです。
まとめ
いかがでしたか?
どれも簡単な方法ですが、80%の汚れを落とすには十分です。
完璧な大掃除を目指すと体力と気力を使い果たして、掃除が嫌いになるかもしれません。
普段から、頑張りすぎない程度にマメに汚れを退治しておきましょう。
大掃除をしなくても、綺麗をキープして、清々しい新年を迎えられますよ♪