夫婦共働きが多い現在、子供の急病や仕事の都合で祖父母に子供を預けるという家庭が多くなっています。

待機児童が多い地域で、そもそも祖父母に預けなければ仕事が続けられないという悩みを抱えた母親の話も聞きます。

しかし、祖父母が子供を預かることで、祖父母と親の関係が悪化したり、双方でストレスを抱える問題が起きています。

祖父母と親が良い関係を作っていくために大切なことはなんでしょうか。

トラブルも多い孫育て

可愛い孫ですが、世の中のすべての祖父母が喜んで子供を預かっているわけではないようです。
よく聞くのが、保育園の送り迎えや子供の急病など、あまりに度々預けられるので体力的に大変だという話です。小さな子供は目が離せませんし、命を預かっているという責任も生じます。男の子が5歳にもなると、駆け出したときに追いついて制止するのも難しいでしょう。

これからゆっくり老後を楽しもうと思っていたら、孫育てで自分の時間がなかなか持てない。旅行にも行けないという悩みも聞きます。

嫁や娘が子供を預けに来るが、感謝の言葉もない。当たり前だと思われてはストレスがたまるという意見もあります。子供の教育方針でもめて、祖父母と親の関係が悪化することもあるようです。

年に数回会うだけの孫なら可愛いだけで済みますが、日常的に育児の一部や多くを負担するようになると、年齢的にも体力的にも祖父母にとって育児は大きな負担になります。中には、頑張りすぎて育児ノイローゼのようになる祖父母もいるそうです。

もちろん、孫育てに前向きな意見もあります。「我が子のときは、妻に育児を任せっきりだったので、祖父になってから子育ての大変さが分かった。妻に感謝している」とか、「大変だが、孫の成長を間近で見られて楽しい。新しい発見がある」などです。

良い関係を作っていくためのポイント

子育ての主役はその子の親です。祖父母はあくまでサポート役と心得ましょう。今と昔で、子育てに関する常識は大きく変わっています。祖父母は親の教育方針を尊重し、あまり口出ししないことが望ましいでしょう。

親は、時間を割いて子供を預かってくれる祖父母に対し、感謝の気持ちを持ちましょう。祖父母に感謝の気持ちをきちんと伝えることも大切です。「孫だから預かってくれるのが当たり前」という考え方は間違いです。祖父母に甘えすぎることなく、祖父母の気持ちや体力を思いやりましょう。

親子だからと甘えすぎたり、無遠慮な接し方をしていると、祖父母と親の関係が深刻に悪化してしまうことがあります。礼儀と節度を持って接することが、トラブル防止に繋がります。

祖父母の側も子供を預かるのが都合が悪い場合もあるでしょう。そんなときは無理をせず断りましょう。親も、祖父母だけに頼るのではなく、もしものときの預け先を他に確保しておきましょう。ファミリー・サポートやベビーシッターなど、いくつか見つけておくと安心です。

親も祖父母もお互い無理をせず、しっかりコミュニケーションを取りながら、良い関係を作っていきましょう。

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