子供が幼稚園の頃は、毎日の送り迎えやたくさんある行事などで幼稚園を訪れ、担任の先生と顔を合わせて会話する機会が多いものです。しかし、小学校に入学すると急に学校や担任の先生との距離感が大きくなります。そのことに戸惑うお母さん方もいらっしゃるでしょう。

今回は、学校の先生との上手な関係の築き方について考えます。

担任の先生の方針を確認しておこう

小学校は、幼稚園・保育園とは全く生活環境が異なります。主に学習する場であり、着替えや身の回りの物の整理整頓・管理は児童本人がしなくてはなりません。新しい環境で戸惑う子供たちも多いでしょう。

親は、なるべく早いうちに学校の規則や担任の先生の方針について確認しておくとトラブルを防げます。以下に確認事項の例を挙げます。

  1. 欠席連絡の仕方(電話連絡か、連絡帳を預けるのか)
  2. どのような場合に出席停止になるか。出席停止の手続きの仕方
  3. 忘れ物をした場合、届けた方が良いか
  4. 風邪薬やアトピーの塗り薬を持たせても良いか

児童数が多い学校の場合、欠席連絡は電話ではなく、連絡帳を登校班の誰かに預けるという方法が取られることがあります。

子供が忘れ物をした際に届けるか届けないかは、担任の先生の教育方針で異なる場合がありますので、確認しておいた方が無難です。届ける際は、休み時間の間など、授業の邪魔にならないように配慮しましょう。

学校から配付される連絡用のプリントや学級通信にしっかり目を通して、それでも分からないこと、気にかかることがあれば、連絡帳に書いて先生に問い合わせましょう。

相談するときは心配りを忘れないように

多くの小学校では、何か気がかりなことがあったら連絡帳に書き込んで子供に持たせ、担任の先生に伝えることになっています。しかしあまり些細なことを書いたり、頻繁に書き込んだりすると、忙しい先生の負担になりますので気を付けましょう。

また、緊急のときを除いて電話連絡は避けるようにします。担任の先生にも仕事や時間の都合がありますので、相談したいことがある場合は連絡帳で尋ねましょう。必要があれば担任の先生との面談や、スクールカウンセラーとの面談など受けられるでしょう。

連絡帳に書き込んだことは、子供の目に触れる可能性があります。深刻な内容や、我が子や他の子に見られては困るような内容の場合は、手紙を書いて封をし、連絡帳に挟むなど気を配りましょう。

連絡帳にはトラブルや心配ごとばかり書いてしまいがちですが、問題が解決したときは先生への感謝の言葉も書くようにしましょう。先生がほっとして、また頑張ろうと思えるような言葉も時には伝えたいですね。

担任の先生と敵対しないようにしよう

もしかしたら、担任の先生の悪い批評を他の保護者から聞いたり、子供が先生を悪く言うのを聞くことがあるかもしれません。そういう時は悪口を鵜呑みにするのではなく、まず自分の目で確かめるようにしましょう。参観日や行事などに参加して、先生とクラスの雰囲気をよく見て下さい。

実際自分の目で確かめて、担任の先生の教え方・教育方針に賛成できない部分があると思ったら、学級懇談会や面談の機会を利用して、そのことを伝えるようにしましょう。その際は決して非難するような口調にはならず、感情的にならないようにしましょう。他の保護者の意見も聞きたいところです。

先生も人間ですから、面と向かって責められてはいい気がしません。先生と親が敵対関係になってしまっては、子供の学校生活にも悪影響が出る可能性があります。そのことを忘れてはいけません。

いくら先生と相性が悪いとは言っても、子供の前で先生の悪口は言わないようにしましょう。子供が学校で先生の言うことを聞かなくなってしまうかもしれませんし、子供の学校生活に不安を招きます。

問題があるときはまず担任の先生に伝え、しばらく様子を見てもなかなか改善しないときは、校長や教育委員会へ相談することもできます。よく考えて、子供のために最善だと思える方法を選びましょう。

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