人はとかく頭から物事に入って行こうとします。
ダイエットにしても部屋の片付けにしても、知識を先につめこもうとして、テレビや雑誌の特集を見漁ることから始めます。しかし、残念ながら、そこで上げたモチベーションは、実行に移される前にたいてい消滅していきます。
形から入ってみる
一度上げたモチベーションを持続させ、さらにもっとやる気を出すためには、やはり頭だけではなく心と体もついていくようにしなければなりません。そのためには、自分のテンションが上がるアイテムを用意することが大切です。要は、形から入ってしまうのです。
自分の好きなモノを用意
例えば、掃除や片付けの時の服装といえば、通常は汚れてもいい服、つまりいつ捨ててもかまわない格好ですが、これではやる気が起きないのも当然です。
キリッと気合いが入りやすくてなおかつオシャレな専用のエプロンやバンダナを用意しておくようにすれば、それを身につけたいがために片付けをするようになることもあるかもしれません。
また、好きな音楽、その中でも特にアップテンポな曲をかければ気持ちが弾んで体も自然と軽快に動くし、その後で食べるおいしいおやつなどを自分へのごほうびとして用意しておくのも、やる気を持続させる大事なコツです。
知識よりも実行力が大切
もちろん事前にいろいろな知識を得ておくことも大切なのですが、いつまでも実行に移せない頭でっかちのままでは意味がありません。
自分の気分が上がるモノを揃え、憂鬱なことをいかに楽しみながらこなせるかを考えながら、小さなことから始めていくという実行力のほうが、時には知識よりもずっと現実的な場合もあるのではないでしょうか。
参考サイト
お片づけには「知識」より「ヤル気」 [シンプルライフ] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/60510/