「クリーニングに出しておけばとりあえず安心」と、すべておまかせにしていませんか?実は、クリーニング店に出すときも戻ってきてからも、自分でやるべきことがあります。
必要な情報をしっかり伝える
クリーニング店を利用するときというのは、大事な衣服を出すときです。満足のいく仕上がりにしてもらうためにも、必要なことはしっかりお店の人に伝えましょう。クリーニング店では、取り扱いラベルしか衣類を知る手がかりがありません。シミ抜きや特殊加工の要望は、出すときにしっかり話しておきましょう。
ポリ袋を外し、ハンガーを取り替える
クリーニングしてもらった衣服を受け取ったら、まずその場で確認し、トラブルがあればすぐ伝えるようにしましょう。また、衣類のカバーのポリ袋は、運搬用の袋であって保管用ではありません。すぐに取り出して風を通し、不織布や保管用のカバーをかけます。ポリ袋をかけたままにしておくと、湿気がこもって衣類を傷める原因になります。ハンガーも、衣類の肩幅に合ったしっかりとしたものに取り替えましょう。
ジャージなどの柔らかい素材のものは、ハンガーにかけておくと裾や袖の重みで伸びてしまいますし、たたんだままにしておくと折りジワが取れなくて困る場合があるので、素材によって収納方法を考えることも重要です。
共布のものは必ず一緒に
スーツやアンサンブルなどの場合は、どちらか一方だけをクリーニングに出すのはやめましょう。片方だけを出していると、せっかくの風合いや色ツヤが上下で変わってきてしまうので、汚れていなくても両方一緒に出すようにします。
衣服を大切にする意識を
クリーニング店に必要事項を伝えずに出したり、戻ってきても次に着るまでそのまま放置しておいたりということのないよう、自分でも衣服を大切に扱う意識を持ちましょう。