いよいよ4月から消費税が8%にアップします。
一般的な家庭で、年間6〜8万円の負担増になるようです。「わが家の家計はどうなっちゃうの?」「生活していけるんだろうか?」不安になりますよね!

そこで、「消費税8%」に負けない家計のために、今何をすればいいのかを考えてみましょう。

固定費の見直しをしよう

家計の中で毎月決まって出ていく固定費!
電気・ガスなどの光熱費を節約して支出を抑えるようにしている人は多いと思います。

今回は更に保険料や通信費の見直しをしてみましょう。

保険料の見直し

家族が加入している保険の補償内容をきちんと把握していますか?
「安心だから」「勧められたから」と保障の特約をたくさん付けて、高い保険料を払い続けているかもしれません。特に、若い頃に入った保険でそのまま・・という場合は、一度見直しをしましょう。

現在の家族のライフスタイルに必要な保障は何か?を見極めて、保険を見直し無駄な特約は外す。これで保険料がずいぶんと安くなる場合があります。いざという時に必要な保障を受けるためにも、ライフスタイルが変わった時期などに保険を見直すことはとても大切なことです。

最近では、いろいろな保険商品が出ています。

  • 煙草を吸わず、健康診断で問題が無い人は保険料が3割引きになる
  • 割安なネット保険

などなど。
比較・検討をして、よりお得な保険に変えましょう。

保険の見直しは面倒な作業ですが、保険料の無駄を無くせば大きな節約につながります。ここは頑張って、現在加入している保険を見直し、固定費を削るようにしましょう。

通信費の見直し

インターネットや携帯電話の普及で、家計の中で通信費の占める割合はけっこう大きいのではないでしょうか。少しでも節約できるように考えてみましょう。

固定電話が必要ですか?

メールやLINEの無料通話アプリが主になっている場合、固定電話が本当に必要ですか?見直してみるといいかもしれません。

携帯電話の契約プラン

機種変更はしても、契約プランは初期のままとなっていませんか?最近は、「契約後2年限定で基本料金割引」などのサービスもあるので契約2年の時期に見直をしてみるといいかもしれません。割引サービスが多くて、よりお得に利用できる会社に家族全員で移動を検討してみるのもいいでしょう。

保険や通信費の見直しをして費用を削ることができれば、家計はグッと楽になります。固定費の節約は「貯まる家計」につながります。手続きが面倒でも、しっかりと見直しをして「消費税8%」に負けない家計をめざしましょう。

車や大型家電について考えよう

どうせなら「消費税5%の内に車や大型家電を買い替えてしまおう!」と、思いますよね。実際に、エアコンや冷蔵庫の売り上げが順調に伸びているようです。「駆け込み需要」ですね!!

本当に、いま買い替えるほうが得なのか?落ち着いて考えてみましょう。

  • 商品は「需要と供給」のバランスで値段が決まる。
  • 今の時期は需要過多の状態なので、値引きをしなくても売れる。

以上の2点を考えると、家電の買い替えは急がないほうが得策だと思います。

特に家電商品は頻繁にモデルチェンジをします。新型モデルが出ると、旧モデルの製品はすぐに安くなるのです。需要が落ち着くと、値引きもあるでしょう。じっくりと選んでも、「消費税3%UP」した分は取り戻せると思います。

車に関しても、急いで買い替える必要はないように思います。エコカー減税は4月からも引き続き対象となっているし、消費の落ち込みを考えて、新たな減税措置をとる可能性があるかもしれません。

車や大型家電は長い間使うものです。駆け込み需要の雰囲気にのまれて、急いで買い替えると後悔することもあるでしょう。冷静になって、本当に必要なものだけを買い替えるようにしましょう。

固定費の見直しが終わったら、生活費の見直しです。
まずは生活費の予算を知ることから始めましょう。手取り額から毎月決まって出ていくお金を差し引いた金額が生活費として使えるお金です。

決まって出ていくお金で忘れてはいけない項目が2点あります。「先取り貯蓄」と「予備費の積み立て」です。

先取り貯蓄

「お金が余ったら貯金しよう!」では、お金は貯まりません。無理のない金額を決めて、毎月先取りで貯金する癖をつけましょう。

予備費の積み立て

お祝い金や香典、急病になった時など、いざという時に慌てないよう毎月、予備費を積み立てておきましょう。

生活費として使える金額を知れば、月の途中で「今月、お金足りるかな?」という不安もなくなります。

そして、この生活費を管理するために家計簿をつけるのですが、私は続いた試しがありません。そこで、一週間に使える生活費を決めて、その予算内で生活する方法をとっています。家計再生コンサルタントの横山光昭さんが「家計は1週間単位で管理するのが楽」と紹介している方法です。

少し工夫をして、週に使える生活費を減らせれば消費税がアップした分をカバー出来ます。家計簿を続けるのが苦手という人に、オススメの方法です。

日用品の買いだめは控える

1週間単位の生活費を守るためにも、日用品の買いだめは控えましょう。ティッシュペーパーやトイレットペーパーのストックが沢山あると、つい無駄使いをしてしまいがちです。100円の商品だと消費税のアップは3円です。

たくさんストックして無駄使いをしてしまうと、かえって高くついてしまうかも・・・。節約することを意識してティッシュなどを使うようにするほうが、より効果的です。

「駆け込み需要」「買いだめ」
世間では今のうちに買っておかなければ・・・という雰囲気が蔓延しています。

こんな時こそ冷静になって、行動しましょう。

  • 家族で買い物を減らす
  • あわてて不要な物を買わない
  • 出来るだけ現金で買い物をする

カード払いで買い物をすると、「ついでに買っておこう!」という気持ちが出てくることがあります。「消費税8%」に慣れるまでは、必要な物だけを現金で買うように心がけましょう。

消費税8%に負けない家計作りのコツは、慌ててお金を使わない事かもしれませんね。

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