身近なものを使って、脱臭剤、消臭剤の代わりにすることができます。
使う物は、コーヒー、紅茶の出し殻、炭、お酢や重曹、柑橘系の皮、アロマオイル、柔軟剤など。
希釈用に、水道水や精製水、消毒用エタノール(消毒用アルコール)を使います。
場所や気分に応じて使い分けましょう。
炭やお酢、重曹は100円ショップで手に入れることもできますし、精製水、消毒用エタノールはドラッグストアで購入することができます。
コーヒー、緑茶の出し殻は、電子レンジで水分を飛ばしたり、フライパンで炒って、乾燥させてからお茶パックなどにつめて、ふたなしの容器に入れたり、小皿などに乗せてにおいの気になるところに置きます。
重曹はすっぱいにおいに効果的です。ふたのない容器に入れて、においの気になるところに置きます。下駄箱や流しの下などにおいて、湿り気を帯びて固まった重曹もそのまま掃除に使えます。
お酢はアンモニアやたばこのにおいに効果的。水で薄めてスプレーして使いましょう。
トイレにこもったにおいは、マッチに火をつけるだけで硫黄の化学反応で消臭効果が現れます。
かまぼこ板、割り箸などの身近な木片があったら、アルミホイルを巻いてで焼いて炭にすることもできます。
鍋に入れて一煮立ちさせてから乾燥させると良いでしょう。いろいろな場所に使えます。
お香は、火を付けても香りを楽しめますが、そのまま置いておいても気になるにおいを薄めることができます。
石けんをティッシュやキッチンペーパーに包んで置いておくのもよいでしょう。
パンも脱臭、消臭効果があります。古くなったり固くなったりして食べられなくなったパンは、真っ黒焦げになるまで焼いてしまい、小さくちぎってふたのない容器へ入れて使いましょう。
電子レンジのにおいにはレモンやみかんの皮をレンジで1分ほどチン。脱臭もでき、柑橘類のよいにおいが漂います。
時間があれば、自分好みのものを手作りするのもおすすめです。
アロマオイルを水に3〜5滴ほど入れたものをスプレーするだけでも即席の消臭スプレーができますが、消毒用エタノールと精製水を1:5の割合で入れ、アロマオイルを数滴垂らすと、より本格的です。
また、お酢と柔軟剤(柔軟剤1カップ、お酢1カップ、水道水2カップ)、重曹と柔軟剤(重曹1カップ、柔軟剤4分の1、温かい水2カップ)、柔軟剤と消毒用のアルコール(エタノール)(柔軟剤3カップ、消毒用アルコール3カップ、お水3カップ)をそれぞれスプレー容器にいれてもオリジナルの消臭スプレーができます。
脱臭剤を作る場合は、保冷剤を使います。解凍した保冷剤を小さい物で2個ほど中身を瓶などの容器にあけ、絵の具や水性マーカー(ほんの少量でよい)色をつけます。香り玉やアロマオイルなどを垂らすと香りも楽しめます。
参照サイト
http://tuitui.jp/2010/05/c05-shoushu.html
http://www.iris-kurashi.com/kurashi/chie/kurashi_08.html
http://cozworld.blog72.fc2.com/blog-entry-222.html
http://www.roomflavor.com/recipe/detail.php?rKey=35