フィルターは取り外せるから、掃除機でホコリを吸って、水洗いをすれば大丈夫だけど…エアコンの内部って掃除しなくて大丈夫なの?
そういえばちょっと出てくる風もカビ臭いような…。
だれもが一度はそう思ったことがあるはず。ではエアコンの内部をちょっと見てみましょう。
見てみたらビックリ!?
風通しの良くない、密閉状態の場所に湿気がこもるとカビが生えやすいのは、下駄箱やお風呂などでおなじみですが、使っていないエアコンはまさにそんな絶好?の場所です。
フィルターを外すと見える、「アルミ冷却フィン」。そこを中心に溜まった湿気とホコリを住処に、カビたちは繁殖している可能性が。。。
それはフィンを通って、外にある排水ホースの中まで伝わっています。
まずはホコリを取ってから
ホコリがついた状態で洗浄液などが入ると、それらと混ざって、かえって汚れの原因になります。
フィルターを外したら、古い歯ブラシや小さいブラシなどで、フィンやファンの間のホコリを落としていきましょう。
掃除機でホコリを吸うのも簡単で良いですよ。
また、ゴミがいっぱい落ちてくるので、床には新聞紙を敷いておきましょう。
フィルターにホコリを溜めないことも、フィンやファンにホコリが侵入して、カビが発生しやすくなるのを防ぎます。
フィルターも、1カ月に一度は掃除をすると良いでしょう。
よく見かける洗浄スプレーは便利?
お掃除コーナーで売られている、エアコンの洗浄スプレー。
勢いよく噴射して、泡になるタイプなど、手をあまり汚さずに掃除ができます。
が、これは、汚れがひどくない場合。
何年間も掃除をしていないエアコンや、カビが特にこびりついたものは、プロにお任せするのが安心です。
掃除をするときは、感電や漏電を防ぐため、コンセントは外しておきましょう。
送風口から液だれするので、大きなビニール袋の片側を切って、広げたものをエアコンの下にガムテープで貼り付けます。こうすることで、液が垂れたときに、「袋」部分に溜まって、床が汚れません。
フィンとファン部分にまんべんなく洗浄スプレーを噴射してかけたら、10分ほどそのままにしておきます。
雑巾で洗浄液を拭き取ろう
10分経って、汚れと洗浄液が馴染んだら、雑巾で拭いていきます。
指に巻きつけたり、割り箸に雑巾を巻きつけ、輪ゴムで巻いたものを使うと、細かい所も掃除がしやすいです。
こするようにして、汚れを落としましょう。
拭きとれなかったと感じた汚れも、洗浄液ごと、排水ホースを伝って流れているので、大丈夫ですよ。
洗浄液を拭きとったら、「送風」をかけてエアコンを乾かしましょう。
その時に、送風口から一度に洗浄液と汚れが出てくるので、ビニール袋を送風口にあて、床に汚れが飛び散らないようにします。
汚れがひどい、自分で掃除するのが怖い場合はプロにお任せ
先にも述べましたが、洗浄スプレーが使えるのは「ひどくない汚れの場合」。
積って、ガチガチに固まった汚れは自力で落とそうとすると、ファンやフィンを壊してしまったり、洗浄液と混ざって帰って汚れがこびりついてしまいます。
自分で掃除するのが怖いときも、プロの業者さんにお任せすれば安心です。
1〜2万くらいと、お値段は少ししますが、それでも、自分でやって機械を壊してしまったり、手や床を汚してしまうことを考えると、ずっとストレスもかかりにくいものです。
高圧洗浄機でカビごと落とす?
プロの方は、掃除にはよく高圧洗浄機を使います。
どんな汚れもパワフルに落とす、なんとも強い、憧れのお掃除道具です。
最近では家庭用高圧洗浄機もよく見かけるようになってきました。
もし手に入れる機会があれば、自宅でも、エアコンの掃除に一役買ってくれそうです。
シーズンの区切りには掃除をしてあげて、リフレッシュを
カビやホコリがなくなり、スムーズに動くと、排気もクリーンになり、節電にもなります。
夏や冬、エアコンが活躍する季節の始めと終わりには、掃除をしてあげると良いでしょう。
フィンやファンのホコリを取り除くだけでも、充分なお掃除です。
参考サイト
エアコンをピカピカに!自分で出来るエアコンの掃除方法 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2134149553275567601
エアコンの羽根の奥がカビだらけ。どうしよ〜 : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0618/324182.htm?o=0
カビ臭いエアコンを徹底洗浄。自分で掃除すれば激安! :: drk7jp
http://www.drk7.jp/MT/archives/000915.html