「ケーキ屋さんになりたい」「スポーツ選手になりたい」と無邪気に言っていた小学生も、中学生になるともっと現実的で、具体的な進路を考えるようになります。

それでも、多くの中学生たちは自分が将来何になりたいか、どんな仕事をしたいのか分からないことが多いでしょう。

中学生が進路を考えるとき、どんなことを参考にすれば良いでしょうか。

考えることには意味がある

中学生は、高校への進学を控え、いずれは大学進学や就職を選択することになります。この時期に自分の思い描く進路が明確になっていると、目標に向かってやるべきことに集中できますから、夢を実現する可能性が高まります。

しかし、そうはいっても中学生で自分の進路を具体的に見つけられている人は多くありません。今現実に働いている大人たちに聞いても、中学生で将来の仕事をリアルに決めていた人は少数派でしょう。もし決めていたとしても、全く異なる仕事に就くことも珍しくありません。

しかし、それでも中学生が将来何になりたいか「考える」ことは大切です。不安と闘いながら考え続けることで、自分がなりたい方向性、社会における自分の立ち位置などが少しずつ見えてきます。

逆に、何も考えずになんとなく進学したり、親の言う通りにしたりしていると、いずれ自分の進んでいく方向に違和感を感じたり、「こんなはずじゃなかった!」と立ち止まって考え直す必要に迫られます。そうなって慌てないためにも、自分の進路は自分で考え、自分で選ぶようにしましょう。

好きなこと・嫌いなこと

では、具体的に何を参考に考えていけば良いのでしょうか。

一つの方法は、自分の好きなこと・嫌いなことを参考にすることです。まず、今やっている学校の勉強や習い事、趣味や興味の中で、好きなこと、得意なこと、ずっとやっていても飽きずに続けられることなどをピックアップします。例えば「動物のことが大好きで本をよく読む」とか「ダンスが得意」、などです。そうしているうちに、だんだん自分の好みや興味の方向性が見えてくるはずです。

そして、ここがポイントですが、その中に先生やクラスメイトから褒められた自分の長所も参考として加えましょう。周囲の人間の評価は、「自分」という人間を客観的に知るためにも重要です。

往々にして本人は気づいていないけれど、周囲の人間が気付いている長所があります。例えば「本を朗読するのが上手」とか「よく気が利く」、「みんなを笑わせるのがうまい」など、「自分」がどんな人間なのか判断するのに役立ちます。

逆に、どうしても好きなこと、得意なことが思いつかない場合は、嫌いなことや苦手なことをピックアップして選択肢から消去していく方法があります。「絵が苦手だから漫画家やデザインは無理だろう」とか「手先が不器用だから細かい作業は向かないだろう」というようにです。

ただし、「コミュニケーションが苦手」と思っていた人が何かをきっかけに急に社交的になる場合もありますから、苦手で消去した選択肢は、いつでも復活できるようにしておきましょう。

いろんな経験をすることで、「自分」が見えてくる

中学生は、文化祭や体育祭を頑張ったり、友達と遊んだり、部活を頑張ったり、いろんな経験をすることで「自分」を知っていく時期です。読書や映画も「自分」を見つけるのに役立ちます。

次第に社会の仕組みが見えてきて、小学生の時のような単純な夢を抱くことができなくなる時期でもあります。自分の実力が期待はずれなのに気づいて落ち込んだり、傷ついたりしながら、等身大の自分を少しずつ受け入れていかねばなりません。それができて初めて、社会の中で自分に適した仕事が何か、見つけることができるようになります。

参考文献
※『お母さん精神科医の育児クリニック』 泉薫子 著、集英社、2018年
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