筆者自身、自分の部屋がきちんと片付いていると言えるかどうかは分かりませんが、なるべく効率のいい片付け方をするための工夫や努力は一応しているつもりでいます。
モノの居場所を明確にする
その中の一つが、収納用品にラベルを貼ることです。中に何が入っているのかを全て把握しておくのはさすがに無理なので、プラスチックの衣装ケースや引き出し、箱など、あらゆる容れ物に内容物を記したラベルが貼ってあるのです。
そうすれば、何が入っているかが一目で分かるのはもちろんのこと、新しいモノが加わった時やちらかったモノを片付ける時に、ああこれはあれと同じ種類のモノだからあそこにしまっておこう、というふうに即座に判断がついてすぐ行動できます。
そういう分類があらかじめできていないと、何だか分からないけどとりあえずここにしまっておこう、というように、収納ではなくただ放り込んでおく場所になってしまい、後で探しだすのが大変になるばかりか、ガラクタが増える原因にもなってしまうのです。
ラベルにも統一感を
また、ラベルの作り方にもこだわりがあります。そこらへんにある紙をちぎって書き込んで貼るのではいかにも雑な印象になりますが、可愛いデザインのラベルシールに書き込んだり、ラベルライターでラベルを作ったりすれば、統一感が生まれ、それだけで部屋が整然として見えてやる気も出ます。
文字で「見える」状態にする
このように、視覚効果を利用して無意識に脳に訴えかけることで、行動に移しやすくなったり、片付けモードに入りやすくなったりすることは十分ありえます。
まず、分かりにくい部分は文字で「見える」状態にしておくことが大切だと思います。