熱湯を注いで、カップ麺が食べられるようになるまではほんの数分。その数分がどうしてこんなに長いのかって、ただひたすら待っているからです。それも空腹の中で。
だからといって他のことをしていたら、数分はあっという間。ハッと気づけば食べごろを過ぎ、麺が伸びてしまいかねません。それにほんの数分で出来ることって、そうそう無いんですよね。
どうやって、カップ麺が出来上がるまでの数分をやり過ごすか。誰かフタを押さえながら楽しませてくれないものか…。そんな思いが「カップメン」を誕生させました。
今にも落下しそうになりながら、必死にフタを押さえてくれる姿が何ともいじらしい。フタを押さえ続けるカップメンは熱によって真っ赤!…ではなく、徐々に白く変色。色が変わっていく姿を見ているのも、また楽しいものです。
カップ麺にはちょっとウルサイという方、どうせなら待ち時間にもこだわってみませんか。フタを押さえるものなんて何でもいいという方、自分は要らなくても欲しがっている人がいるかもしれません。カップ麺が好きな方に贈り、カップ麺生活にちょっとした楽しみを添えてはいかがでしょう。