スチームクリーナーは、最近では手頃な値段で購入出来る物も増えてきました。スチームクリーナーの便利な点や効果的に使う方法を紹介します。
スチームクリーナーってなあに?
そもそも、スチームクリーナーってどんな掃除道具なのでしょう。
スチームクリーナーとは、「100度以上の高温になった水(スチーム)で汚れを浮かせて剥がれやすくする」お掃除道具です。
似たような物に、「高圧洗浄機」がありますが、これは水圧で汚れを吹き飛ばす仕組み。
高圧洗浄機は、汚れを勢いよく「吹き飛ばす」ので、2度拭きの必要はありませんが、スチームクリーナーは「汚れを浮かせる」ので、浮いてきた汚れを拭いてあげる必要があります。
一方で、高圧洗浄機は高い水圧なので、場所を選びますが、スチームクリーナーはカーペットのシミや台所の油汚れなど、小回りが利きますし、高価な高圧洗浄機に比べて、値段も手頃です。また、高温スチームは除菌作用もあり、より身近で使いやすい掃除道具と言えます。
大きく分けて3種類。スタイルに合わせて選んで
スチームクリーナーは、大きく分けて、キャニスタータイプ、ハンディタイプ、モップタイプの3種類に分けられます。
ハンディタイプは小回りが利き、洗面所や台所、衣類など、細かい所の掃除に便利。
小さい分連続使用時間は約10分と短めです。
タンクとヘッド部分がひとつながりになっているので、長時間の使用は重く感じるかもしれません。一方で、値段も¥3000〜¥4000からと求めやすい価格なのが魅力です。
モップタイプはフローリングのべたつきに最適。
連続で使用できる時間は約5分と、一番短めですが、高温スチームはすぐに乾いてさらっとするので、それを一度味わうと、面倒な拭き掃除に比べ、その快適さがやみつきになるかもしれません。値段はハンディタイプほどです。スティック型なので、場所も取りません。
車輪のついたキャニスタータイプは場所から場所への移動もラクラクです。
連続使用時間も約40分と長めなので、お風呂場や屋外の掃除に向いています。
タンクが掃除機のパックのように下にあるので、掃除中はあまり重く感じません。
値段は平均して¥10000前後。上の二つに比べてやや高めです。
スチームを味方につけて、汚れを落とそう
スチームクリーナーは、洗剤は不要です。
ですが、スチームクリーナーの働きは「汚れを浮かせること」なので、こびりついた汚れや、長時間が経過した汚れなどは、人の力が必要になります。
分厚く固まった油汚れなどは木べらでこそげておいたり、あらかじめ台所用洗剤をかけて汚れを緩めておくのがおすすめです。
スチームも一度だけでなく、何度かかけて、十分柔らかくなった所を布巾で拭きとりましょう。
シミなどは中性洗剤を水で薄めてかけ、スチームクリーナーで浮いてきた汚れをきれいな布巾で拭き取る作業を何度か繰り返しましょう。布巾はその都度きれいな面を使うか、キッチンペーパーを多く用意して使うようにすると良いでしょう。
浮いてきたら乾く前に拭き取って
スチームがかかっている間は、汚れも水分を含んで柔らかくなっています。
が、水分が蒸発して、乾いてしまうと汚れもまた固くなって、元通り。
スチームは蒸発しやすいので、汚れに蒸気を当てたら、すぐに布巾や雑巾で拭き取るようにしましょう。
マイクロファイバークロスなら、汚れを逃さず水分ごとキャッチしてくれるのでおすすめです。
参考サイト
スチームクリーナー 使い方活用術徹底検証|アイリス暮らし便利ナビ
http://www.iris-kurashi.com/soji-sentaku/steam-cleaner/
スチームクリーナー使えてますか?スチームクリーナーで汚れを取るコツ: 住まいの掃除情報〜おそうじやさんにっき♪
http://nori-t.air-nifty.com/log001/2007/03/post_8025.html