色をたくさん揃えたいマニキュア。しかし流行や好みの変化もあって、全部使い切るのは難しいものです。しかも、しばらく使わずに置いておくと中身が固まって、きれいに爪を塗れなくなってしまいます。
今回は、こんな余ったマニキュアの再利用のしかたをご紹介します。
ハケつきの液体のり入れに
工作などでのりをつけるときに、マニキュアのふたについている小さなハケを使うと、細かい作業がラクになります。
次の手順で液体のりをボトルに入れます。
- 使い終わったマニキュアのボトルに除光液を入れてフタをし、よく振ってマニキュアの残りをきれいに溶かす。
- ボトルの中身を全部出したら、きれいに洗って液体のりを入れる。
このとき、少し水を混ぜると糊の粘り気が減って塗りやすくなる。
オリジナルラメ入りピン作りに
ラメ入りのマニキュアは、使用できる場が限られてくる上に流行もあるので、全部使い切るのは特に難しく、あれこれ購入したものの結局ほったらかしという人も少なくないのではないでしょうか。
こうしたマニキュアを、飾りも色もついていないプレーンなヘアピンに3回ぐらい重ね塗りすると、オリジナルのラメ入りピンを作ることができます。
ボタンつけの補強に
シャツの貝ボタンやブラウスの胸の飾りボタンなどの、小さくて薄いボタンをつけるときは、どうしても細い糸を使うことになります。すると、糸がほつれたり切れたりして、知らないうちにボタンを落としてしまうということが起こります。また、既製服の機械で縫いつけたボタンも、1ヶ所ほつれるとみんなほどけてしまいます。
これを防いでくれるのが残りもののマニキュアなのです。ボタンつけの糸の部分に、上から塗って糸を固めるだけで、ボタンをしっかり固定することができます。
ただし、マニキュアは透明か色の薄いものを使いましょう。
サビの広がり防止に
余ったマニキュアは、クギやネジのサビが出てきた部分に塗ると、サビが広がるのを防いでくれます。
まずサビを落とし、その上からマニキュアを塗るだけと、とても簡単です。
腕時計のガラス面保護に
腕時計のガラス面は、何かの拍子につい傷をつけてしまいがちですが、透明のマニキュアを薄く塗っておけば、ガラスの表面を保護してくれるので、傷がつきにくくなり、腕時計をいつまでもきれいなままで保つことができます。
これも、当然ながら透明なマニキュアに限ります。
書いた名前を長持ちさせる裏ワザ
子どもが幼稚園や学校に通いだすと、持ち物には名前をつけるというのが決まりになります。しかし、油性ペンで名前をしっかり書いても、樹脂製品ではこすれて一部分が落ちたりかすれたりしてきます。
そんなときは、ボトルの底にわずかに残って使いづらい透明マニキュアを利用しましょう。名前の上から塗っておくだけで、多少のこすれぐらいでは落ちなくなります。
これできれいにマニキュアを使い切ることができます。
整理整頓を兼ねて
マニキュアのボトルは場所を取るので、たくさんたまるとそれだけのスペースが必要になり、空間の無駄が生じることにもなります。
ぜひこの機会に整理整頓を兼ねて、いらなくなったマニキュアを賢く使い切ってしまいましょう。